学習塾、よくある2つの勘違い
2019年09月14日

9月~10月は前期末試験や受験に向けたラストスパートなど、夏休み明けということもあり勉強に対して前向きに動きやすい時期となります。
このような時期的な理由で塾探しを始める方がいる一方で、タイミングや成績など関係なく、なかなか塾利用に対して重い腰が上がらないご家庭もあります。
そのようなご家庭にこそ塾利用を考えてみて欲しいのですが、『塾』に対する誤解があって「利用をしなくていい」と考えているケースが見受けられます。
どんな勘違い・誤解があるのか?よく聞くパターンをご紹介します。
①ウチの子、成績が良くないから塾なんて行かなくていい
こちらは、
『塾』=勉強できる子が行くところ
というイメージが根付いてしまっているケースです。
塾と言えば成績上位者が机に向かって黙々と勉強をしている場所で、教科書以上の難しい問題ばかりをやらされるというイメージ。
もちろん進学塾と言われるところは、そのような傾向が強くあります。より上位の高校・大学への進学を目指すためです。
ただ、塾はそればかりではありません。成績が悪いからこそ何とかしなくてはいけない生徒さんのための
補習塾があります。
受験用のハイレベルな指導ではなく、教科書レベルや定期テスト対策を主に扱う塾です。
成績が良くないからこそ何とかするために塾利用を考えた方が良いケースです。
②ウチの子、勉強しないから行かせてもお金がもったいない
上のケースと連動します。
『塾』=勉強が好きな子が行くところ
というイメージを持っていたり、過去に塾に行かせたけどムダに終わったと感じている場合です。
家で勉強をしている姿をなかなか見ない(勉強習慣が無い)から行かせてもどうせやらない、と考えてしまいます。
そんな生徒さんのためにあるのが塾です。
塾は勉強する習慣・姿勢を身につけるためにあります。強制的に勉強をしなくてはいけない環境を与えるからです。
今まで勉強をしてこなかった子が、放っておいたらある日突然毎日勉強するようになった!ということは起こりません。
放っておいたら放っておいた分だけ勉強の習慣は無くなり成績は下がり続けます。
「イヤなことでもやらなくてはいけないことだから我慢してやる」ことは長い目で見て必要な力です。
成績があまりにも振るわないようでしたらムリにでも行かせるように考えてみてください。
塾はスポーツジムのようなもの
以上2つのケースがよく耳にする勘違いイメージです。
塾はスポーツジムのようなものです。
スポーツジムもスポーツ選手やボディビルダーなど、もっと筋力をつけたかったり、もともと運動が好きな人たちだけが利用していないわけではありませんよね。
健康維持のために通う人。太りすぎているから医者から行くように言われたから仕方なくいく人。
色んな人が自分の目的に合わせた利用の仕方をしています。自分一人ではできないから(サボるから)プロのスポーツトレーナーの指導やアドバイスを受けに行きます。
塾も同じです。
「なんとかしなきゃ」「このままだとマズイ」「もっと上を目指したい」
そう思った瞬間に、まずは資料請求や教室見学をしてみましょう。
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