小論文の基本的な書き方

AO入試や推薦入試で出題される小論文。国公立大学の個別学力試験で試験科目に取り入れている大学もあります。 ここでは小論文の基本的なことをお話していきます!小論文に取り組む前に少しでも参考になれればと思います。     ■小論文と作文の違いは?   まず気になることが、小論文と作文では何がどう違うのか?という点でしょうか。 「文章を書く」ということには変わりはありませんが、文章の「作り方」「書き方」に違いがあります。   ■作文の特徴 作文は基本的に、あるテーマや体験に対して「自分の感想を述べる」ような文章になります。「~と思いました。」や「~と感じました。」「~が楽しかったです。」などのようになります。   ■小論文の特徴 一方で小論文は、あるテーマに対して「自分の意見を述べて、相手に理解を促す・説得する」ような文章になり、作文以上に読む人を意識して書くようになります。基本的に「~だ。」「~である。」のような文になることも特徴。   つまり、作文は自分の感情を書く文章、小論文は自分の考えを書く文章になります。   例)テーマ:土日の部活動について   作文「土日の部活動は大変な時もあるけど、目標に向かって先生やみんなと一生懸命に活動することはとても楽しいので大好きです。でも、先生はお休みなのに働いていることについては心配だなぁと思っています。」 小論文「私は、土日の部活動はできる限り廃止すべきだと考えている。なぜなら『働き方改革』などで労働のあり方に焦点が当たるようになってきた昨今、土日部活動による教員の時間外労働も例外ではないと考えているからだ。」   小論文の場合は、この後に客観的なデータや意見をもとにした論述や反対意見に対する反論などの文章を展開していきます。 なんとな~く違いは分かったでしょうか? 句読点やカギかっこ、原稿用紙の使い方などの基本的なことは作文も小論文も同じです。     ■小論文の基本構成   基本的に小論文は3つのブロックで構成されます。   ①導入(意見・結論) ②展開(理由) ③結末(結論)   この順で書いていきます。まずは、テーマに対する自分の考え・意見を述べます。次に、なぜその考え・意見なのかの理由を例や情報、資料を用いて述べます。そして、最後にまとめ意見を述べます。 例)「私は~のように考える」⇒「なぜなら~だからだ」⇒「よって、~である」 この書き方は何も小論文試験のためだけに使われるものではなく、大学入学後の論文や社会に出た後のプレゼンなど、様々な場面で使う力ですので、ぜひ体得しましょう。普段からブログなどで練習するのもアリです。     ■志望分野の知識も大事   小論文試験は大抵の場合テーマが設けられます。しかも受験する学部に関連するテーマです。 例えば・・・ 法学部・・・法律系(共謀罪、憲法9条関連など) 教育学部・・・教育現場問題(いじめ問題、学力格差問題など) 医学部・・・医療関係(iPS細胞、高齢化社会問題など)   自分が受験する学部・分野に関する時事問題だけは日頃から調べておきましょう。受験間際になって慌てて時事問題の知識を詰め込むのは危険です。ちょっと面倒でも「これってどういう意味なんだろう?」と気になったらその場で調べましょう。スマホがある時代ですので、昔に比べれば楽に情報が集まりますよ!       書き方自体はそこまで難しくはないと思います。ただ、実際に書こうとしてみると自分の意見をまとめることの難しさを知ることになるかと思います。 うまく書けた!と思っても支離滅裂になっていたり、矛盾点が見つかったりなど・・・。 日頃から論述を読んでみたり、短くても文章を書く練習をしてみましょう!

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