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大学紹介:早稲田大学

2020年04月25日

大学受験情報

これまで皆さんにご紹介してきた大学は、いずれも現在日本国内で有数のグローバル教育推進校です。特にGMARCHを始めとする都内の有名私立大学はハンパない力の入れようです。

過去の記事でも何度も触れてきたように、現在、大学も一般企業もグローバル化し、優秀な人材は国籍問わず求められている風潮です。様々な大学がその流れに合わせてありますが、その中でも、頂点にある大学がこれから紹介する大学、早稲田大学です。

 

 

早稲田大学は日本で最初に認可された私立大学の一つであり、その歴史は古く、前身の「東京専門学校」から数えると約140年の歴史があります。当時から人材教育に力を入れていた同大学は、今も世界に貢献することができる人材を育てるために、日々研究と革新を図っています。その成果は、QS(クアクアレリ・シモンズ社)世界大学ランキングで世界27位、国内私立大学において1位を達成しました。

 

 

 

ここで早稲田大学の看板学部を紹介しましょう。

 

 

早稲田大学といえば国内文系最難関の1つとされている、政治経済学部(以下政経学部)を擁しています。

 

早稲田の政経学部は、前述の「東京専門学校」時代から設置されている日本最古の政治学系の学部です。
早稲田大学には別に法学部もあるのですが、ここで「あれ?」となった人はいるでしょうか?

 

政治学系の学科は、多くは『法学部政治学科』という形で置かれています。早稲田はそんな法学部内での一学科である政治学が、メインの学部として扱われています。この理由は、日本が海外から学問を取り入れていった当時の、ヨーロッパ地域内での政治学の考え方の違いが反映された結果です。
当時、日本の多くの大学はドイツから学問を輸入していました。ドイツでは政治学は法学の一部としてとらえていたので、日本の多くの大学は『法学部政治学科』という扱いを採用しましたが、早稲田大学は、政治学と経済学を同じものとして研究していたイギリスから学問を輸入したという経緯があり、法学部とは独立して政治経済学部が設立した、というわけです(雑学でした)。

 

国内はもとより、世界的にも有数の大学であるので、間違いなく東大京大に匹敵する超難関ですが、受験生であれば一度は目標にしたい大学です。

 

 

 

続いて、現在すでに早稲田大学を目指している生徒さんもいると思いますので、早稲田大学の入試の最新情報や、就職面で役立つインターンシップの特徴を説明していきます。

 

 

まず昨今受験業界を騒がせたニュースに「早稲田の政経学部が数学を必須化」がありました。

 

文系学部としては日本最難関の1つである早稲田の政経学部が、2021年度の大学入試改革で数ⅠAの受験を必須としました。
文系の生徒の中で、数学が苦手という生徒は多く、そんな子たちにとって、文系科目オンリーで受験できることは生命線でした。この早稲田大学の発表は、「数学を避け、暗記に逃げてきた生徒はいらない」と、ズバリハッキリ言いきりました。来年早稲田を目指す学生にとって、数学からは逃げも隠れもできなくなりましたので、相当の準備が必要ですね。

 

 

さて、次は就活サポートについて説明しましょう。

 

WIN(WASEDA INTERENSHIP)という早稲田大学公式のインターンプログラムがあります。
行政、国際協力、マスメディア、ビスネスの4つのコースがあり、学生は2~3年生から参加できます(ビジネスコースは1年生から履修可能)。特に国際協力コースなどは、本来であればインターン条件が大学院生に限られている国際機関などに、学部生の段階で参加できるという強みを持っています。
昨今は学部1~2年生からでも就活を始めることも珍しくはないですし、実際の就職実績でも、国連の下部機関などの実績があるため、将来国際的に活躍したい人は、挑戦しない手はないでしょう。

 

 

さて、前回と今回の2度に渡りお送りしてきた早稲田大学。正直書きたい内容が多すぎて、逆に何を書けばよいのか分からない状態になってしまいましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?

 

少しでも紹介した大学に興味を持ってもらえれば、それをきっかけに自身で見たり聞いたり調べたりして、我々以上に大学に詳しくなってもらえたら幸いです。

 

 

以上、早稲田大学でした!

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