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総合型選抜とは(旧AO入試)|仙台駅前教室

2020年09月15日

大学受験情報

◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!

 

 

大学入試改革(共通テスト・総合型選抜・学校推薦型選抜)

 

大学入試改革ではセンター試験が”共通テスト”に変わる他、推薦入試も名称と選抜要項の内容がちょっと変わります。

 

 

共通テストの主な変更点は、

 

・英検などの民間検定試験の導入
・記述式問題の導入

 

ご存知、この2点が主な変更点になります。
初年度は調整が間に合わずに従来通りの形で執り行われますが、今後は完全にこの2柱を入れた試験に移り変わります。

 

では、従来のAO入試と推薦入試はどのようにかわるのか?
ここでは簡単に、「試験内容がどんな風に変わるのか」をお伝えします!

 

 

 

AO入試は”総合型選抜”へ

 

まずは従来のAO入試についてです。名称は”総合型選抜“と変更されます。

 

そもそもAO入試とは何か?簡単に言い表しますと、

 

 

「この大学(学部)に入りたい!アピール選手権」

 

 

様々な提出書類や面接、小論文、プレゼンテーションなどを通して、大学に対する志望意志の強さや学習意欲、適性を見てもらう試験になります。
ですので、将来の夢がハッキリしていて「何をどこの大学で学びたいか」が明確に決まっている人向けの入試と言えます。

 

 

 

このAO入試が総合型選抜へと変わりますが、仕組み自体は大きく変わりません。
ただ1点だけ変わることが、「学力を確認する評価方法を活用することが必須になる」点です。

 

 

 

従来のAO入試の問題点として一番挙がることは、学力の担保が無いまま入学させてしまうことでした。


国公立大や難関大学のAO入試は難易度が高いのですが、一部の私立大学では「学生欲しさに簡単に入学させてしまうこと(学力不問入試)」が横行しています。
そのような私大のAOでは学力を測ることはほとんど無く、大学入学後に学生本人が勉強に苦労したり、高校の授業内容をわざわざ大学の講義で取り扱うなど、大学生の学力低下が問題視されていました(なので、いざ就活をする時に「AOで大学に入りました」と言うだけで あまり良い評価がされないこともあります)

 

 

そこで、新しくなる総合型選抜では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を評価するために、各大学が実施する評価方法(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係る試験、資格・検定試験の成績等)、もしくは、“共通テスト”のいずれかを活用するよう必須化されます。

 

 

もともとAO入試は準備する書類が多く、面接やプレゼン練習など多くの時間が必要な入試方法でした。そこに学力評価も加わることになります。

 

「AO入試なら簡単に(早く)大学合格が決まってラッキー!」

 

なんて考えている場合は、考えを改める必要があります。

 

 

 

 

安易な考えで総合型選抜を受けてはいけない!

 

 

もちろん目的を持ってAO入試を受ける高校生が多いのですが、中には「なんとなく簡単に早く大学合格できるから」と言う理由でAO入試でラクに大学受験を終えてしまおうと考えるご家庭もそれなりに見受けられます。

 

 

上でも述べましたように、AO入試は目的を持つ高校生が受験をする入試です。安易な考えで仮に合格できたとしても、大学生活で苦労をします。
それは、学力面もそうですが、「何となく入った大学だから授業がつまらない」と感じてしまうからです(大学中退の引き金になる)

 

 

また、入試の主旨から”専願”である大学がほとんどだという点も要注意です。
そもそも入学の熱意を問われるので、生半可な気持ちや事前準備では合格が難しい入試です。

 

 

総合型選抜(AO入試)は、学力以外の熱意も見てくれるメリットがある反面、目的を持たないと合格が難しかったり、合格後も勉強を続けないと入学後に苦労をするなどのデメリットもあります。

 

 

自分の進路をしっかりと考えた上で受験するようにしましょう!

 

 

 

 

 

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