ゼミブログ
勉強をする理由って?その②|仙台駅前教室
2020年07月09日
~中学生と高校生に読んでもらいたい受験・進路コラム(書いた人:真友ゼミ仙台校 佐藤)~
このコラムは、真友ゼミ仙台校の佐藤が「昔、中高生だった頃の自分に伝えたいこと」を、今まさに中学生・高校生の皆さんにお伝えしていくモノです。『後悔先に立たず』、進路や勉強の悩みを解決する糸口の一つとして、ちょっと長い時もありますが、ぜひ読んでくださいね! |
どうして勉強しなきゃダメなの?~勉強した方が良い理由~
新潟・仙台、もしくは全国の中高生の皆さん、日ごろから学校や塾での勉強お疲れ様です。
さて、勉強を頑張った方が良い理由として、その①では「人生の選択肢が広がるから!」とお話をしました。
勉強をする理由って?その①
今回は、2つ目の理由をお話ししていきます。
理由その②:社会で生きるための力がつく
「社会で生きるための力」なんて言われてもかなりザックリしすぎていてよく分かりませんよね。
簡単に言うと、
◆自分で学ぶ・考える姿勢が身につく
◆なんにでも取り組む姿勢が身につく
この2点だと思います。
もちろん他にも社会で生きるために必要な力はあるでしょうが、勉強を通して習得できるモノとして挙げました。
では、説明していきます。
◆「自分で学ぶ・考える姿勢が身につく」とは
とは
なんて言われても、そのまんまなんですが、受験勉強の効果・効能の一つとして、自分から勉強する・学ぶ・考える姿勢が身につくことが挙げられます。
「勉強ぐせ」とも言いかえられますが、この姿勢、大人(社会人)にとってめちゃくちゃ大事なチカラなんです!
「高校や大学を卒業したら、ようやく勉強生活とはおさらば!」というわけにはいかなく、社会人になっても勉強することはたくさんあります!
みなさんのお父さん・お母さんも、実は現在進行形で勉強をしながら働いているんです。
では、社会人が具体的にどんな勉強をしているのかというと・・・・
・働く業界で必要な知識や技術、常識
・働く会社の商品知識やマニュアル
・社会人としてのマナー(ビジネスマナー)
・新しい知識や技術の習得
・働く上で必要な法律や会計関係の知識
・仕事で必要な新たな資格の勉強
・昇進試験の勉強
ザッと思いついただけでもこれだけ日々勉強をしながら働いています。
中には、最初だけ必要な勉強(一度覚えればずっと使えるモノ)もありますが、赤字で書いたように、基本的にどのような業種でも常に新しいことを勉強していかなくてはいけません。
以前は「10年ひと昔」なんて言われていましたが、技術(特に情報技術)が発展している現代は、「5年ひと昔」くらいでしょう。場合によっては「1年ひと昔」くらいかもしれません。
ようするに、社会の変化が激しいので、常に自分自身の情報力や技術をアップデートしていかないと社会においていかれることになるんです。
アップデート=自己成長とも言えますが、これから大人になるにつれて、たとえ何歳になっても皆さんが幸せになるために必要なことです。
◆「なんにでも取り組む姿勢が身につく」とは
社会人も常に勉強をしている、ということはわかってもらったかと思いますが、中高生の皆さんと同じように、
「どんな勉強も大好きー!」
と言う人はなかなかいません。
好きな分野を勉強することもありますが、嫌いなことや苦手なものも必要だから勉強していることも多いです。
そこで、生きてくるのが受験勉強での経験です!
受験勉強も希望の大学に入るために、苦手な科目でも、勉強がどんなに嫌いでも必要だから勉強を頑張ります。
この時、「嫌いなものでも自分のために取り組む姿勢=なんにでも取り組む姿勢」が身につきます。
特に社会人は、学校のように強制的に勉強をさせられる環境があったり、教えてくれる先生がいるわけではありません。自ら進んで勉強をしなくてはいけません。
大人だってたくさん遊びたいんです。
でも、社会で生きるために(=十分な収入を得るために)勉強をしなくてはいけません。
サボれば社会人としての賞味期限が早々に切れてしまいます(=最低限の収入しか得られない状態になる)
まとめ:勉強は幸せに人生を送るために必要不可欠
前回分とまとめると・・・・
①人生の選択肢が広がるから勉強を頑張ろう!
②社会で生きる力をつけるために勉強を頑張ろう!
ということです。
習った英語や数学の知識は使わなくても、たとえ志望校に合格しても不合格でも、勉強を通して得られた経験は必ず社会に出て役に立ちます。
将来みなさんが幸せになれる可能性を少しでも上げるため、今こそ勉強を頑張りましょう!
◆大学受験を終えた先輩たちもこう言っています
受験を通して学んだこと