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「要領が悪い」原因は?|長岡校
2024年05月08日
【「要領が悪い」原因と改善方法】◎長岡駅前の塾・真友ゼミ長岡校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
真友ゼミ長岡校の山口です。
みなさんは「自分は要領が悪いなあ…」と感じたことはありませんか?
学生といえども、やらなければいけないことはたくさんありますよね。
課題や委員会活動、部活の練習や習い事。
どれもこれもやらなければいけないと思いつつ、気がつくと中途半端になっていることが多く、悩んでいる方も多いでしょう。
「要領が悪い」人に大体共通している特徴は、
「後回しにする癖がある」
ということです。
ついつい後回しにしてしまうこと、身の回りにありませんか?
「後でやっておけばいいや」とか「週末までに終わらせればいいや」と考えて机の上やカバンの中にタスクを放置してしまい、いざ取り掛かろうとしたときには締め切り直前だった・・・。
心当たりがあるのではないでしょうか?
タスクの後回しがなぜ良くないのでしょうか?
それは、後回しにしたタスクに取り掛かるまでの間、その人の脳内メモリを消費し続けてしまうからです。
人間の脳は非常に高度なシステムですが、同時に慢性的に負荷がかかり続けるとパフォーマンスが急激に低下します。今目の前のタスクに集中しようとしても、私たちの脳は無意識に「後回しタスク」にも処理のリソースを食われてしまい、100%のパフォーマンスを発揮できなくなります。
するとどうなるでしょう?
テストの日が近づくにつれてじわじわと広がる「不安感」
早く終わらせないと思って急いてしまう「焦燥感」
課題やってないのに友達と遊びに出かけてしまう「罪悪感」
これらの負の感情が蓄積し、ふとした瞬間(例えばカラオケで歌う曲を選択している瞬間など)に脳裏にちらつくようになります。
すると脳はそれらのジャンクメモリの処理をまた「後回し」にして、さらに脳内リソースを消費することになり、悪循環に陥ります。
この状態が続くと、もはや何をしても楽しくないし、何事にもやる気が出ない、何かをやろうにもミスが続く、それがさらにリソースを消費するようになる、つまり「無限デバフ」状態。
「なんで自分はこんなに要領が悪いのか」と自分を責め立て、「こんなこともできない自分は頑張る意味がない」と自棄になってしまう人もいますが、それは生来の能力だとかに依存しているわけではなく、ついついやってしまう思考の癖、「後回し癖」が今日まで続いてしまったことが原因なのです。
マルチタスクという言葉があり、様々なタスクを同時並行で処理できる人や能力を表します。実際のところ(あくまでこの文の筆者が生きてきた観測範囲の限りでは)マルチタスクの正体は高密度なシングルタスクです。一瞬一瞬に集中してタスクをひとつづつ次々に片付けいき、そのサイクルが高密度で回っている状態が「マルチタスク」に見えているのだと思います。
まとめ
・要領の悪さを解消する方法は「後回し癖」をなくすこと
・やるべきことはさっさと片付けて、脳内リソースに余裕を持たせる
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