ゼミブログ
勉強のやる気を出す方法|新潟駅前校
2022年08月14日
【勉強のやる気を出す方法】◎新潟市・新潟駅前の塾・真友ゼミ新潟駅前校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
「勉強しなきゃいけないのに”やる気”が出ない・・・」
おそらくほとんどの中学生・高校生が一度は悩んだことがある問題だと思います(一度どころかほぼ毎日?)
大人だって「仕事のやる気が出ない」って悩む人もいるわけですから、子どもたちも同じです。
では、やらなきゃいけない時にどうやってやる気を引き出すのか。
ここでは勉強のやる気を引き出す方法をお話ししていきましょう!
勉強のやる気を出す方法はただ一つ!
「やる気」については脳科学者の方々が同じような見解を示しています。
詳しい話は割愛しますが、人間の「やる気」は脳の側坐核から分泌されるドーパミンによって引き起こされるものであるということ。
つまり、ドーパミンを分泌させるためには、その側坐核を活性化させることが必要だということです。
では、その側坐核を活性化させるにはどうすればいいのか?
それは、「とにかくまずは動くこと」です。
何かしら行動することで側坐核が活性化され、ドーパミンが分泌されます。
手足を動かすこと。脳を少しでも使うこと。なんでもいいので「動く」こと。
つまり、何もしなければいつまで経っても「やる気」など出てこないのです。
ですので、「やる気が起きないから勉強ができない」ではなく、「勉強を始めないからやる気が出ない」なんです!
(ガッカリしないでくださいね!)
ある脳研究者は、「そもそも”やる気”なんて言葉は、”やる気”の無い人間によって生み出された虚構」であると一刀両断しています。科学的に「やる気」なんて概念は存在しない。何かをやらない言い訳に「やる気」という言葉が使われているだけ。そんな風に言われています。
人間は、「行動」があってこそ「感情」が湧いてくる、とのこと。
「楽しい」から「笑う」ではなく、「笑う」から「楽しく」なる。
「やる気がある」から「勉強する」ではなく、「勉強する」から「やる気が出てくる」ということです。
いわゆる「やる気スイッチ」を入れるためには、まずは「動くこと」が大事です!
◆補足
また、「やる気・意欲」の活性化は、快楽(報酬)と行動を結び付けることも重要だそうです。
「この勉強をすればテストで良い点が取れる」「今頑張れば志望校に近づく」などです。
なので、志望校を決めて受験勉強をするというのは、脳科学的にも理にかなっているということですね。
小さなことから動いてみよう!
では、実際にどうすればいいのか?
まずは小さなことから始めてみることがポイントです。
例えば、「とりあえず5分だけやってみよう」「まずは1問だけ解いてみよう」「まずは教科書のここの部分まで読んでみよう」「まずは単語を10個覚えてみよう」など。
そんな風に小さなことから始めていくと、段々と気分がノッてきます。
「もう少し進めるか・・・」という風に自然と次へ次へと進んでいきます。
(この状態をドイツの心理学者は「作業興奮」と提唱しました)
それでも、なかなか体が動かないこともありますよね。
他の脳研究者は、実際に体を動かしやすくするために「これからとる行動を頭の中で具体的に、擬態語等を交ぜてイメージする」と良いとも述べています。
「今から、スマホをサッと切り、スッと立ち上がり、ササッと部屋に戻って、ドンッと机の前に座り、テキストをバサッと開いて、グッとペンを握り、ガガガっと宿題をする!」
こんな感じです。
勉強以外にも、何かをやらなければいけない時に実践してみてください!
これらを続けることで、行動が習慣化し、結果的に「やる気」がなくてもできるようになります。
言い換えると、習慣化を作り上げてしまえば、「やる気」に振り回されることなく、やるべきことをこなせるようになるわけです。
“やる気”を言い訳にしない
以上、まとめますと、
◆そもそも「やる気」なんて科学的な概念は無い
◆まずは「行動する」こと
◆「行動する」ことで自然と意欲がついてくる
中学生・高校生の皆さんは、勉強のやる気が出ない時は、とりあえず机に向かって少しでも教科書を読んだり、1問だけでも解き始めるなど「行動」をしてみましょう。
勉強以外、例えば部屋の掃除をする時も、まずは机の上のすみっこから片付けるなどしてみましょう。
めんどうだと感じる時こそ、さっさと行動をしてしまうことがやる気を出す一番の方法です。
また、保護者の方と話している時によく聞く言葉として「とりあえず本人のやる気が出るまで待ちます」というフレーズがあります。
ここまで読んでいただいたのでしたらお分かりかと思いますが、どんなに待っていても親御さんが期待するような”やる気”は出てきません。
お子さんに勉強を頑張ってほしいのであれば、何かしら行動をさせることが大事です。
行動させることが難しければ、やる気に関係なく勉強が進むような環境(強制的に習慣化になるような環境)を用意してあげることです。ストレートに言ってしまえば「塾に通わせて!」ということですね。
以前こちらの記事(「塾に対するよくある勘違い」)でも似たようなことを書きましたが、「やる気がないからこそ塾を利用する」んです。
塾は成績を上げるために通うのもそうですが、やらなくてはいけないことをモチベーションに関係なく始められる行動力(自己コントロール能力)を身につけるためにぜひ利用してください(=自分で行動できるようになるから成績が上がる)
ぜひ、やる気に振り回されることなく、逆にコントロールできるように今できることから「行動」してみてください!
個別説明会実施中!
真友ゼミでは、勉強方法アドバイスや進路相談を兼ねた個別説明会を実施中です!
勉強のやる気を引き出すお話もしています!
また、詳しい指導内容や費用については、お子さんひとり一人の学力状況や志望校などにより変わるため個別説明会でご案内しております。
資料やHPでは伝えきれないことがたくさんあります!
ぜひ一度お気軽にお問合せ・ご相談ください!
◆TEL◆
0120-37-1095
(受付:火曜~日曜 13時~21時)