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読解力は本当に大切な力|東三条駅前教室
2021年09月24日
【読解力を早めに養う】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!
9月末~10月あたまの定期テストが終わると、いよいよ1年も終わりが近づいてきますね。
(年度で言うと折り返し地点)
この時期は、受験生であれば共通テストまで残り3か月半の直前期。
2年生であれば入試まで1年ちょっとになります。
さて、2021年実施分から共通テストになりましたが、色々なところで何度も言われているように、とにかく読解力が試される試験問題になっています。
特徴としては、数学でも国語でもとにかく問題文の文章量が多いです。
また、問題によっては読み解くのが難解です。
真友ゼミの講師陣だけではなく、色々な塾講師の方が高校生たちの「読む力」を心配しています。
「読解力」というと、どうしても文系科目しか関係してないように思えますが、これは理数系でも同じです。
第1回共通テストの問題や最近の模試を見ればわかるとおり、数学でも長文を読んで理解をして解答を考察するような問題になっています。
さらに国語では、本文とは別の資料や文章(第2の本文のようなもの)があり、目を通すだけでも時間がかかってしまいます。
そんな新時代の大学入試で必要な「読解力」は次の要素があるかと思います。
①長文を読める忍耐力
②長文を速く読む力
③文章の内容を理解する力
④書いてある言葉の意味が分かる語彙力
⑤その文章が書かれた背景や意図を考える力
これらの力は英語や国語の問題で問われることがほとんどでしたが、これからは全科目で問われる力だと思って下さい。
まずは短めの文章からでも、「読む」という行為に慣れていくことから始めましょう。
慣れてきたら、長めの文章にチャレンジしてみたり、わからない言葉は辞書を引くなどしてみましょう。
読解力は暗記のようにすぐに身につくわけではありません。
大学入試まで時間がある1,2年生は、今のうちから訓練していきましょうね。
◆余談◆
この読解力ですが、大学受験の話だけではなく実生活でも必要になる力です。
高校生のうちはあまり縁が無いですが、大学生、社会人になるにつれて契約概要書面、役所の通知書、税金や社会保険や年金関係の文書、労働契約書、会社の社内規定などなど、難しい言葉がたくさん並べられた長い文章を読む機会は必ず出てきます。
中には自分が損をしてしまうような内容がそれとなく書いてあったりします。
読解力は社会で損をせず自分らしく生きていくための自己防衛手段と言えるでしょう。
今のうちからぜひ「読む力」がつくように訓練をしていってほしいです。