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化学基礎ワンポイント学習法②|東三条駅前教室

2021年09月25日

【化学基礎の勉強方法】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミの講師陣による大学受験勉強方法ブログ!

 

 

 

 

今回は熱運動と物質の三態、物質の構成粒子について見ていきます。

 

 

まず、この分野は暗記分野ではありますが、理解して覚えることが大事です!
しかし、設問として共通テストに出てくるかと聞かれたらあまり出てきません。
問題文中に用語として出てくるので理解して覚えましょう。

 

 

 

この分野で確実に覚えてほしいのは、融解熱、蒸発熱、昇華熱、融点・沸点の状態、絶対温度です。

 

 

融解熱は固体が液体になるときに吸収する熱量のこと。
凝固熱は液体が固体になるときに放出する熱量のこと。

 

 

という感じで覚えましょう。
融解熱のほかに蒸発熱、凝縮熱、昇華熱も同様です。

 

 

これに関しては教科書、参考書などに図でまとめられているので図で覚えるのがいいと思います。

 

 

融点・沸点の状態は、

 

融点では固体と液体が共存し、温度が一定。
沸点では液体と気体が共存し、温度は一定。

 

という程度は覚えておきましょう。

 

 

絶対温度は確実に覚えておきましょう!

 

絶対温度T[K]と言われたら、もう一つのセ氏温度t[℃]も思い出したいですね!

 

意味を覚えてほしいですが、最低限、

 

 

        T[K]=t[℃]+273

 

 

の関係があるというのは覚えましょう。
単純な問題より文章問題で使うことが多いのでしっかりと使いこなせるようにしましょう。

 

 

 

次に物質の構成粒子について

 

ここをしっかりと覚えないと、この先の分野で理解ができなくなってしまうので、とても大事な分野になります。

 

覚える必要があるのは以下です。

 

 

   陽子の数=電子の数=原子番号

   陽子の数+中性子の数=質量数

   同位体→原子番号、陽子の数、元素が同じで質量数、中性子の数、質量が異なる原子

   電子殻に入りえる最大電子数は2n²

   陽イオン→原子から価電子を放出した状態の粒子

   陰イオン→原子に電子を受け入れた状態の粒子

   イオン化エネルギーが小さいと陽イオンになりやすい

   電子親和力が大きいと陰イオンになりやすい

 

 

用語も含めると覚えるべきことがたくさんありますが、最後に1番覚えてほしいのは周期表です!
1~20番までの周期表は確実に覚えてください。かなり使います!

 

周期表を覚える際に実践してほしいのは、教科書に載っているものを見るのではなく自分で周期表を書くことです。

 

さらに言うと、自分で書いた周期表に、ここの族は典型元素、ここの族は遷移元素、イオン化エネルギーはこっちに行くにつれて強い、ここはアルカリ金属…といったように自分でわかりやすいように周期表を作ってみてください。

 

そして、自分の作った周期表を覚えましょう!
自分で作って覚えることで教科書をそのまま覚えるより覚えやすくなりますよ。

 

 

今回の分野はこれで終わりになります。
かなり重要で覚えることが盛りだくさんな分野になってますが、ここができないと今後の分野でつまずくので頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

◆前回

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