学歴フィルターってなに?|仙台駅前教室

2021年12月09日

【学歴フィルターとは?】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!

 

 

このコラムは、真友ゼミ仙台校の佐藤が「昔、中高生だった頃の自分に伝えたいこと」を、今まさに中学生・高校生の皆さんにお伝えしていくモノです。『後悔先に立たず』、進路や勉強の悩みを解決する糸口の一つとして、ちょっと長い時もありますが、ぜひ読んでくださいね!

 

 

 

※今回のお話は必ずしもすべての企業や学生に当てはまるわけではないことだけご理解ください!

 

 

 

 

学歴フィルターとは

 

 

中高生の皆さんは『学歴フィルター』という言葉を知っているでしょうか?

 

定期的に話題に上がる話ですが、とあること(※)がキッカケで最近また話題に上がっていますね。

 

※2021年12月、とある就活サイトが学生向けメールの件名に「大東亜以下」と誤って入れて送信してしまった事件(?)のこと

 

 

 

 

学歴フィルターとは、簡単に言うと大学生の就職活動(採用活動)において、「その人が在籍している大学によって採用応募の段階で”ふるいをかける”こと」です。

 

 

 

今や大学生の就職活動はネット上(就活用のサイトなど)でエントリーや会社説明会参加応募、採用試験応募などをするのですが、

 

例えば、早稲田大学など難関大学に在籍している学生には、

 

『〇月〇日に会社説明会を行うので来てください!』と画面上に表示されたり案内が来たりするのに対して、

 

一定以下の入試難易度の大学に在籍する学生には、

 

『会社説明会は満席となりました』という風に画面上に表示されたり説明会の案内自体が来なかったりします。

 

 

 

 

ようするに”通う大学”によって採用するかどうかを早い段階でふるい分けることを一般的に『学歴フィルター』と呼んでいます。

 

詳しくは長くなるので省きますが、就活サイトの機能を使えば企業側が自由に学生を分類することができます(就活サイト自体には明確に「学歴フィルター」という名称の機能はないです)

 

 

 

 

 

学歴フィルター=ひとつの採用基準

 

 

 

ただ、『学歴フィルター』と書くから何やら殺伐とした感じになりますが、言い換えると企業側の(暗黙の)『採用基準』の一つということです。

 

では、これらの“学歴基準”は何のためにあるのでしょうか?

 

 

 

 

それは、「応募者の努力の形跡や能力を客観的に素早く判断できるから」です。

 

 

 

人間ひとりひとり個性があったり、それぞれ違った力を持っていたり、苦手なことや得意なことがあったりします。なので、できれば応募者ひとりひとりのことをよく知った上で採用をしたいのが企業側の本音です。

 

ただ、企業によっては大学生からの採用応募が数百人~数千人規模で押し寄せてくるので、とてもひとり一人を丁寧に見ることができません。

 

 

そのため、一番わかりやすい「どこの大学に在籍しているか」を基準に設けています。

 

 

難関大学に合格している学生は、客観的に見て相当の努力をしてきた(勉強を頑張った)ということの証になります。
難易度の高い試験を突破するために毎日長時間勉強したり、推薦入試に合格するために面接や小論文の練習をしたり、部活や課外活動を頑張ったり・・・。「がんばってきたんだな~」「〇〇大学に合格するくらいだから情報処理能力が高いだろうな」などが簡単に想像できます。

 

一方で、一般的に合格が難しくない大学の学生に対しては「あまり勉強(=努力)してこなかったのかな」「上を目指す向上心がないのかな」「情報処理能力はそこまで高くないのかな」と瞬時に思われることがあります。

 

 

 

 

「そんなことはない!大学にかかわらず頑張っている子はいる!」

 

 

 

当然、そうです。


在籍大学にかかわらず、入学後に色々な経験をしたり資格を取ったり勉強や研究に励む学生は多くいます。逆に難関大学でも遊びまわっている学生もいますし、なまけグセのある学生もいます。

 

ただ、上に書いたように数百人・数千人規模の履歴書やエントリーシートをすべて細かく読むことは難しいです。ですので、就活サイトの機能を使って一定水準の大学で区切りをつけて、「おそらく努力してきたであろう(能力が高いであろう)学生」に一気に的をしぼるわけです。

 

 

いわゆる大企業などは応募数が多いので”フィルター”を最初からかけることが多いでしょう(もちろん違う大企業もあります)
一方、中小企業でも最初のフィルターこそ無いにせよ履歴書に書かれる大学名はどうしても気になってしまいます。

 

 

受験勉強を頑張って一定以上の難易度の大学に合格することは、「将来の就職先の選択肢を増やす」「将来の可能性の幅を広げる」「就活がうまく進む確率を上げる」ことにつながります。

 

 

 

 

 

結局はどこかで頑張る人が縁をもらえる

 

 

ただ、最初に注意書きしたように、すべての学生や企業に必ず当てはまることではありません。


最終的に就職というものは「目に見えない縁を感じるかどうか」です。
学歴が良くても「なんかこの人は違うなぁ」と思われれば不採用ですし、学歴が企業が定める基準以下でも「この人なんか良いかも!」「大学生活は頑張ったんだな!」と思われれば採用されます。

 

 

結局はいつかのタイミングで何かしらの努力を積む必要があります。
それが受験勉強なのか大学生活なのかの違いです。

 

 

でも、採用試験にチャレンジできる本数が単純に多くなることを考えると受験勉強で頑張って一定以上の大学に合格できたほうが良いとも言えます(もし今から働きたい会社が決まっていて、仮にその企業がフィルターをかけていたら嫌ですし)

 

 

 

なかなか気が進まない受験勉強ですが、ぜひ数年後の自分の可能性の幅を広げるためだと思ってちょっとずつ努力を積み上げていきましょう。

 

そして、その受験勉強での経験(コツコツ取り組む姿勢や勉強のやり方など)は大学生活でも大いに役立ちます。
そうすれば、結果的にどのような大学に進学したにせよ大学生活で努力や勉強ができる人になれます。

 

そのように頑張る人を企業は見ていますので、『学歴』だけにとらわれることなく、つねに自己成長に取り組める人になりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(大学入学後の就活時に知るくらいなら進路選択ができる中高生の今の時期に知っておいた方が良いと思い、この話題に触れました)

 

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