ゼミブログ
塾のイメージ、よくある2つの勘違い|長岡駅前教室
2021年12月17日
【よくある塾の勘違い】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!
12月は年内最後のテストを終えたことで勉強に対して前向きに動きやすい時期となります。
年末年始、という季節性も気持ち的に行動に移しやすい要因ですね。
さて、このような時期的な理由で塾探しを始める方がいる一方で、タイミングや成績など関係なく、なかなか塾利用に対して重い腰が上がらないご家庭もあります。
そのようなご家庭にこそ塾利用を考えてみて欲しいのですが、『塾』に対する誤解があって「利用をしなくていい」と考えているケースが見受けられます。
どんな勘違い・誤解があるのか?
よく聞くパターンをご紹介します。
①ウチの子、勉強ができないから塾なんて行かなくていい
こちらは、
『塾』=勉強ができる子が行くところ
というイメージが根付いてしまっているケースです。
塾と言えば成績上位者が机に向かって黙々と勉強をしている場所で、教科書以上の難しい問題ばかりをやらされるというイメージ。
もちろん進学塾と言われるところは、そのような傾向が強くあります。
より上位の高校・大学への進学を目指すためです。
ただ、塾は進学塾ばかりではありません。
成績が悪いからこそ何とかしなくてはいけない生徒さんのための補習塾があります。
受験用のハイレベルな指導ではなく、教科書レベルや定期テスト対策を主に扱う塾です。
成績が良くないからこそ何とかするために塾利用を考えた方が良いケースです。
あと余談ですが、 ご入会前の個別説明会(三者面談)でたまにお会いするのが、
「ウチの子頭悪いから!」
「ウチの子勉強できないから!」
と、お子さんの前で言ってしまう保護者の方。
出先でも言葉が出てしまうくらいなので、家の中でも言ってしまっているかと思いますが、これは絶対にやめた方がいいです。
お子さんに対して言葉による刷り込みをしてしまうので、
「自分ってダメなんだな」
「頭が悪いから勉強しなくてもいいや」
「勉強できないのは仕方ない」
こんな風に思い込んでしまうので、さらに悪い方向へ進んでしまします。
成績が悪い理由、悪くても許される理由を知らない間にお子さんの中に形成してしまっています。
言葉が出そうになっても、グッと冷静にこらえてください。
「言霊(ことだま)」なんて言葉があるくらいですから。
※言葉に宿ると信じられた力。発せられた言葉の内容どおりの状態を実現する力。
②ウチの子、勉強しないから行かせてもお金がもったいない
上のケースと連動します。
『塾』=勉強が好きな子が行くところ
というイメージを持っていたり、過去に塾に行かせたけどムダに終わったと感じている場合です。
家で勉強をしている姿をなかなか見ない(勉強習慣が無い)から行かせてもどうせやらない、と考えてしまいます。
そんな生徒さんのためにあるのが塾です。
塾は勉強する習慣・姿勢を身につけるためにあります。
強制的に勉強をしなくてはいけない環境を与えるからです。
今まで勉強をしてこなかった子が、放っておいたらある日 突然 毎日勉強するようになった!
ということは起こりません。
放っておいたら放っておいた分だけ勉強の習慣は無くなり成績は下がり続けます。
「イヤなことでもやらなくてはいけないことだから我慢してやる」ことはお子さんが自立していく上で必要な力です。
成績があまりにも振るわないようでしたらムリにでも行かせるように考えてみてください。
また、塾に通い始めたとしても学習習慣がつくまでは時間が少しかかります。
それまでは温かく見守ってみてください。
塾はスポーツジムのようなもの
以上2つのケースがよく耳にする勘違いイメージです。
塾はスポーツジムのようなものです。
スポーツジムもスポーツ選手やボディビルダーなど、もっと筋力をつけたかったり、もともと運動が好きな人たちだけが利用していないわけではありませんよね。
健康維持のために通う人。
不健康なため医者から行くように言われたから仕方なくいく人。
色んな人が自分の目的に合わせた利用の仕方をしています。
自分一人ではできないから(サボるから)プロのスポーツトレーナーの指導やアドバイスを受けに行きます。
塾も同じです。
「なんとかしなきゃ」「このままだとマズイ」「もっと上を目指したい」 そう思った瞬間に、まずは資料請求や教室見学をしてみましょう。