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「読書」は受験対策の第一歩!|仙台駅前教室

2022年01月04日

【読解力を伸ばす】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミの講師陣による高校受験・大学受験勉強方法ブログ!

 

 

 

中高生の皆さんは日ごろから「読書」をしているでしょうか?

 

若者の活字離れ・・・なんて言われてはいますが、むしろスマホの普及(=SNSの普及)によって活字に触れる機会は多くなっているように思えます。

 

ただ、最近は「文字は読めても日本語が読めない人が増えた」という声も聞かれるように。

 

ようするに、書いてある漢字やひらがなは読めるけど、その文章が何を意味しているのか・何を伝えようとしているのかなどが理解できない=読解力が低下しているということです。

 

そして、この「読解力」は、最近の大学入試において”とても重要な力”として注目されています。

 

 

 

 

例えば桃太郎の冒頭で目にする次の文章。

 

 

おじいさんは、山へ芝刈りをしに行き、おばあさんは、川へ洗濯をしに行きました。

 

 

おなじみですね。
この文章からは、「あ~、おじいさんは芝刈りのために山へ行ったんだなぁ」「おばあさんは洗濯のために川へ行ったんだなぁ」と、その光景が浮かびます。

 

 

では、次の2つの文章を読んでみてください。

 

 

①おじいさんとおばあさんは、山と川へ芝刈りと洗濯をしに行きました。

 

②おじいさんは、芝刈りをしに、おばあさんは洗濯をしに山と川へ行きました。

 

 

 

一見似たような文章ですが、よく読むとそれぞれ意味が違っていたり色々なパターンが想定されたりしますよね。

 

①では、おじいさんとおばあさんが一緒に行動しているようにとれます。
②では、おばあさんは洗濯をしに山と川の両方へ行ったようにとれます。

 

 

 

このように、書いてある文章の意味を正確にとらえられるかどうかが、今の受験では大切な力になっています(ちょっと極端な例でしたが)。


これは英語や国語の試験はもちろん、理数系も含めて全ての試験で共通して問われる力です。
理数系も含めて問題文の文章量が増えたためですね。


問題文中の情報を整理し、何を問われているのか、どの情報を活用して解き進めればよいのかなど、文章を読む力がそのまま解答する力につながります。

 

 

 

来る受験に向けて、今から文章に慣れ親しむ訓練として読書をすることをお勧めします。興味がないものでは続かないので、興味を持てるものなら伝記でも小説でもライトノベルでも何でもいいです。

 

文字を読むだけではなく、文章を読めるようにしていきましょう。

 

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