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英語は音読が効果的|仙台校
2022年08月24日
【英語の勉強方法】◎仙台駅前の塾・真友ゼミ仙台校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
英語は難しいと言う声が少なくありませんが、確かに気安く簡単ですよ、という無責任な答えも出来ません。
これは当然のことで、日本語と英語とでは構造からして違います。
もちろん単語も異なりますが、単語を覚えただけで英作文も可能になるわけではないです。
ご承知のように、実は日本語こそ世界でも最も難しい言語のひとつと言われており、英語圏で生活している方々からすれば日本語を覚えることの方がたいへんなのです。
これを日本人が容易に使いこなしている理由は、幼いころから耳から入る日本語を、今度は自分の意志を伝えるために頭の中で整理し、言葉として口に出すという行動を無意識のうちに行って体に染み込ませてきたからに他なりません。
つまり、単語はもちろんのこと、それを使いこなすための語順をはじめとする文法上のパターンを自然に身につけて来たからです。
日本語のパターンのひとつとして、話しながら結論を考えて行くことができる、というものがあります。
例えば、みなさんが誰かに告白しようとして、本人を前にしたとき、英語では単刀直入に
I love you.
と言わなければ、文そのものが続きません。
「love」を言わなければ「I」だけで終わってしまい文にならない訳です。
つまり、早い段階で気持ちをストレートに言ってしまうのが英語なのです。
でも日本語の場合、もじもじしながら、
私は、あなたが………好きかもしれない。とか、………好きになるだろう。とか、照れ隠しに、………好きではない。とか、完全にはぐらかして、………あなたを知らない。とか、言えるわけです。
一方英語で表せば、may loveであれ、will loveであれ、don’t loveであれ、「love」に対してどのように思っているのかまで早々と示さなければならないのです。
逆に考えれば、単語の並び替え問題に関しては、まず主語を見つけたらそれに見合う動詞を見つけると比較的問題を解きやすくなるということに繋がります。
このように、どのような言葉の次にどのような種類の言葉が来るかというのは、各言語にパターンがあって、そのパターンをそれぞれの言葉を話す人たちが知らぬうちに身につけているということなのです。
耳から入り、頭で整理して口に出すプロセスを身につけるためには、声に出して読むことがとても効果的な学習法と言える訳です。
声を出して読んで覚えるのは単語だけではなく、文の並び方に関しても効果があることがお分かりかと思います。
では、主語と動詞以外の単語についても見てみましょう。
再び「I love you. 」を例にあげます。
日本語では、「私はあなたを愛しています。」と訳しますが、直訳すると
「私は愛します あなたを」という、少し違和感のある日本語になります。
つまり前述したように、どのような種類の言葉がどのような言葉の次に来るのか、主語と動詞以外の言葉にもパターンがあることが分かってきます。
日本語の場合、主語の次に目的語が来て述語が来るような場合でも、英語では主語が来て動詞が来て目的語が来ます。もちろんすべての場合にあてはまるとは限りませんけれども、大まかなパターンは割り出しやすくなります。
そして、このパターンを掴むのは、やはり声を出し、その声を耳から入れてパターンを覚えて行く音読が大きな効果を持っていると言えるのです。
単語を覚えるのに、声を出して覚えることが効果があることは、ご存じのみなさんが多いと思います。それに加えて英文に慣れるためにも音読は効果があるのです。
時間がある時は、どんどん声に出して英文を読んでみましょう。
英文のパターンが掴めれば、文法問題はもちろん読解問題もかなり抵抗がなくなる筈です。
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