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大学受験は全国規模|新潟駅前校
2024年02月13日
【大学入試の実情について知ろう!】◎新潟駅前の個別指導塾・真友ゼミ新潟駅前校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
こんにちは。真友ゼミ新潟駅前校の佐藤です!
今回は大学受験についてお話ししますね。
「井の中の蛙大海を知らず」
とは言われますが、大学受験にも同じことが言えると思います。
みなさんがご存じの大谷翔平選手。
この方がすごいというのは知っていますが、野球について興味がないとなかなか実感が難しいと思います。
簡単にいうと日本の超一流選手でもアメリカでは同じように通用しないという前例のなかで、最も優れた選手に与えられるMVPを獲得し、しかもバッターとピッチャーの両方でアメリカのトッププレイヤーレベルの成績をあげたことが前代未聞だったから、すごいのです。
ちょっと話がずれていまいました。
ここで言いたいのは、「人間は自分のいる場所のなかで比較しがちですが、一歩その場所から外に踏み出してみると、上には上がいることがある」ということです。
高校受験までは新潟県内での競争でしたが、大学受験は日本全国の競争へと拡大します。
今回は大学受験に強い集団の話と、彼ら彼女らがどういう流れで大学を選択しているかを簡単に説明します。
大学受験の基本的な要素
大学入試の強者のほとんどは中高一貫校の人たちです。
灘、開成、麻布など東大合格数で有名な高校はたいてい私立の中高一貫校です。
ここに挙げたのは一例ですが、こういったトップ層から上の大学の合格者が決まっていきます。
新潟県民の多くの方が知りたいのは新潟大学の合格ラインだと思います。
詳しくは新潟大学発表の合格者のデータを参照していただければよいですが、どういった地域から受験をするかという受験生の出身地も重要です。
新潟大学でいえば、新幹線による交通の利便性から関東圏の受験生も受験しやすいという点です。
山形大学や秋田大学よりも関東圏の受験生が多い傾向があります。これは新幹線が開通した金沢大学にもいえる傾向です。この受験者層の違いが大学入試の難易度を左右する要素になります。
先ほど述べたように、大学入試の強者がいるエリアはいわゆる首都圏です。
参考に、2024年度共通テストの都道府県別平均点(※)を見てみると、
東京都:644.8点
神奈川県:637.7点
新潟県:526.8点
です。
(※参照:ベネッセデータネット2024共通テスト自己採点集計、5教科総合)
そして、新潟大学に合格できる共通テストの平均点(5教科総合)が約600点~630点です。
(もちろん学部や年度により変わります。)
つまり、東京都や神奈川県の平均点レベルの受験生であれば新潟大学は受かってしまいます。
一部の中高一貫校が東京都、神奈川県の平均点を引き上げていることは間違いないのですが、それでも平均点の力があれば新潟大学は受かってしまう学力があるのも事実です。
東京都、神奈川県の学力平均層で国立大学の対策を行っていた人にとっては新潟大学は非常においしいです。
これは文系学部より理系学部のほうが傾向が強いと思います。
また、関東圏の人にとっては東京大学、一橋大学、東京工業大学、お茶の水大学といった国立大学の選択肢が少なく、地元を離れるよりも地元の有名私立大学に進学したほうが就職に有利な点があります。
文系の数学の受験レベルが大変な人は高校3年時に3教科に絞って有名私立大学を狙う文化があり、東京大学進学が数名の高校でも早稲田大学や慶應大学の合格者が40名を超える高校が首都圏にはそれなりにあるのがそれを物語っています。
地方の受験生にとって、首都圏の有名私大を狙うことは容易ではありません。
環境や意識の差があれど
ところで、首都圏の受験を意識されているご家庭は、いつから子供の大学受験を意識しているかというと、かなり早い時期です。幼児教育から熱心なご家庭をネットなどで見たことがあると思います。
そのようなご家庭は、中学受験に向けて小学校低学年のうちから進学塾に通わせるのですが、進学塾に入塾するための塾に入れ、さらに進学塾の宿題をこなすために家庭教師をつけて中学受験に望んでいます。
また、中高一貫校にも色々あり、子供の特性に合わせて学校選びをしています。
勉強が得意な子には勉強を一生懸命させる学校に入れたり、勉強はそうでもないけど、なにか好きなものがある子にはコミュニケーションや課外活動に力を入れる学校に入学させて推薦入試の対策を手厚くしたりなど、いずれもエスカレーター式で内部進学できる学校を子供の特性に合わせて選びます。
このように、首都圏の受験生たちは大学受験に対する様々な「力の貯金」があるので、地方の受験生が大学受験で真正面から勝負することは大変です。
(真友ゼミ仙台校で講師をしている首都圏出身の東北大医学部生たちもそのような環境で勉強してきたと話しています)
しかし、そういった子もずっと受験勉強をしているわけではありませんし、人の頭の良し悪しは一部の天才を除けばそんなに変わりません。住んでいるところや家庭環境は違いますが、大学受験では努力の方法がわかれば開いている差を縮めることはできます。
みなさんの学校にも成績がよく、部活で活躍しているキラキラした先輩がいると思います。
すごく才能がある人もなかにはいますが、そういう人の大半は計画を立てるのがうまかったり、優先順位をつけるのがうまいのです。そういったものは習慣なので、頭の良し悪しとはまた別の要素です。訓練次第で習得できます。
今回は以上になります。
大学入試を考えるうえで首都圏の受験強者たちのことを説明させていただきました。逆に考えると、都市部からの交通の便があまりよくない大学や有名大学でもキャンパスが遠い学部は入りやすい傾向があります。
大学入試にはこういった情報も大切です。
塾をお考えの方は無料体験、資料請求などお待ちしております。
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