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英語の長文読解問題の解き方|新潟駅前校

2024年06月21日

【英語の長文読解問題の勉強方法・解き方】◎新潟駅前の個別指導塾・真友ゼミ新潟駅前校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!

 

 

こんにちは。真友ゼミ新潟校の佐藤です。

 

最近、真友ゼミ生から「英語をどう勉強すればよいか分からない」「長文読解問題の勉強方法がわからない」という声をよく聞きます。

 

英語の長文読解は中学生~高校生(高校入試~大学入試)まで6年間の長い付き合いになりますし、テストや入試でも配点が高い重要な項目です。
特に大学入試における共通テストの英語は試験時間のわりに文章量が多いので、いかに素早く読み解けるかがポイントになります。

 

そこで、今回は具体的な長文読解の勉強方法・解き方(真友ゼミでの指導方法)の一部をご紹介しようと思います。

 

 

 

 

英語の長文読解問題の攻略方法!

 

以下は2015年センター試験英語(筆記)本試験の問題です。
まずはチャレンジしてみてください。
※ここでは読みやすいように改行を挟んでいます

 


 

(1)It’s a sunny afternoon here in Texas, and my wife Barbara is at the park again, counting and recording the number of eggs laid by monarch butterflies.

Afer collecting her data, she’ll share it with the professional scientist who recruited her. In another state, our friend Antonio listens for frogs by visiting 12 different sites, four times a year.

He has been submitting his findings to scientists for almost 20 years now.
And on the other side of the country, our niece Emily is catching native bees, putting tiny tags on them, and handing in weekly reports to the biology department at a local university.

Nobody is paying Barbara, Antonio, or Emily for their efforts, but all three consider themselves lucky to be “citizen scientists.”

 

 

問1 The citizen scientists in Paragraph (1)

① compare their data with that of other volunteers
② earn some money for the information they gather
③ monitor the life cycles of insects in laboratoriwes
④ report on their results or activities to professionals

 

 


 

どうでしたか?
では解き方・考え方をお話します。

 

 

 

第1文 It’s a sunny afternoon here in Texas, and my wife Barbara is at the park again, counting and recording the number of eggs laid by monarch butterflies.

 


これは counting and recording ~ がかたまりで修飾語になります。
文型の外にあるので、説明する名詞がないところをみると分詞構文になっています。
ですので「卵の数を数えて、記録している」ということが読み取れます。

 

次の Afer collecting her data の部分ですが、前の文の最後の部分と連動しているのは分かるでしょうか?
英語は新情報→旧情報と内容を受け渡していくことが多々あります。片方の内容が分かっていれば、もう片方は知らない単語でも読み飛ばすことができます。

 


she’ll share it with the professional scientist who~
この部分は share A with B という形が見えればよいです。
動詞と前置詞を合わせて使うものを句動詞と呼びますが、大切なことは文法用語ではなく、動詞と前置詞が連動していることです。

 

この場合、withの前で意味を切ってはいけません。who以下はscientistを修飾しています。
In another state,はstateよりもanotherのほうが読み解くうえで大事です。「もう一つ、別の」ということは前の内容の何かを受けているので、筆者の論理展開が分かれば、細かい内容が分からなくても言いたいことは掴むことが出来ます。

 

 


our friend Antonio listens for frogs by visiting 12 different sites, four times a year.
この文はlisten forに違和感を覚える人がいると思います。
ですが、新しい人が出てきて、frogsとあることから、さっきの人はbutterfliesで今度はfrogsという予測がanotherから出来ます。

 

さらに He has been submitting his findings to scientists for almost 20 years now. が submit A to B になっているぞと気付くと先程のshare A with Bと似ています。同じ動詞で言えばよいところを文章が稚拙になることを避けるため、言い換えているだけです。

 


And on the other side of the country,
ここもon the other side of~がポイントです。また新しい人が出てくるのでしょう。
読んでみるとour niece Emilyでbeesです。

 


また、 handing in weekly reports to the biology department at a local university に注目できたでしょうか?

hand in A to Bとなっており、先程のshare A with B、submit A with Bと同じ構造になっています。

 

 

問いの選択肢【④ report on their results or activities to professionals】もreport on A to Bとなっており、本文の言い換えになっております。内容的にもお金をもらってないことが分かりますので、他の選択肢ではダメなことも分かるでしょう。

 

 


 


ここまで文の構造がはっきりしている問題ばかりではないですが、文章の大枠が掴めていると単語の意味が多少わからなくても読み飛ばし、内容理解が早まると思います。

 

昨今の英語の試験は速読を求められますが、ただ速く読もうとするのではなく、文の論理展開を速く掴めるようになると、結果的に速く読めるようになると考えています。

 


ただ、「ある日突然できるようになった!」ということはありませんので、英語は日々の積み重ねで速読力や得点力を伸ばしていく必要があります。

 

 

今や小学生から英語を学ぶ時代で、それは高校3年生まで地続きになっています。
道中で一度つまづくと追いつくことが難しくなる教科なので、苦手を感じたらぜひ早めに英語の対策に踏み出しましょう。

 

 

 

 

 

 

◇真友ゼミ新潟駅前校◇

真友ゼミ新潟駅前校は、新潟駅万代口から徒歩5分圏内にある中学生・高校生・高卒生(浪人生)を対象とした個別指導塾・受験予備校です。
朝10時から22時まで開校していて、朝早くから夜遅くまで1日利用することもできます。
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