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セロトニンと受験|上越高田校

2024年09月09日

【勉強に重要なホルモンシリーズ②】セロトニンと受験

 

こんにちは!
「赤点・E判定からの逆転合格!」の真友ゼミ上越高田校 坂口です!

 

勉強に重要なホルモンシリーズ第二弾は

セロトニンです。

セロリ? BLEACHのセロ と 忍術?
違います(笑)

 

 

 

 

セロトニンとは

 

意外とドーパミンよりもこちらのほうが有名かもしれませんね。

こちらはドーパミンとは逆のイメージ。精神の落ち着きをもたらすやつです。

 


 

 

〇再度ドーパミン登場

 

ドーパミンは行動を起こさせるのでしたよね?
つまりは行動的、衝動的、突発的といったアクティブな精神作用をもたらすとも言えます。

 

 

 

●精神作用が行動的なベクトル一方向だったらどうなるでしょうか?

 

「一旦落ち着こう」という言葉がありますが、そちら側ベクトル成分がないことになるため自身の歯止めが効かなくなります。

 

そうですね。
歯止めが利かないイメージとして飛び回って暴れながら叫んでいるサルを動物園で見たことがある人はいますでしょうか。怖いくらい「キー、キー」と人間にも襲い掛かってきそうな状態です。ブレーキが外れた車と同じく制御不能に陥ります。

 

これは発情期の雄の印なのですが、冷静さがなく自身の欲望を満たすことだけに一直線のため邪魔となる個体、他の雄ざると戦闘に陥ります。人間がその場に居たとしても実際危険でしょう。

 

 

 

 

●その逆のパターンも見てみます

 

 

今度はドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールといった人間を行動的、攻撃的、衝動的にさせるホルモンが著しく欠如したらどうなるでしょうか?

 

これらの人間の行動に対してプラス方向の機序をもつホルモンは、同時に精神活動、肉体活動の能力を上げる機能が備わっています。

分かりやすくすると人間は昔、戦闘によって野獣や他部族から身を守る戦闘が生きるために必須でした。この時、肉体レベル、精神レベルを一気に向上させなければならなかったのです。

 

 

火事場のくそ力ってありますよね。

つまりその機序が失われるということは、外敵に対する抵抗力が生まれないということであり、精神的に落ち込んだらどこまでも落ち込み、肉体力は活動レベルを上げられないということです。

 

フラれた!!! ショックなことを学校で言われた! その場その晩の辛さは落ち込むまでに至ることも人間、あると思います。そこから立ち直る力(レジリエンスと言います)がもし存在しなかったら人間はどうなるでしょう?

あの時の、あの瞬間の、胸が張り裂けるような辛さが。永遠に続くのです。

 

生きていけませんよね、辛くて

 

そう、精神的に破綻し行動、思考能力がなくなってしまうか、辛さから逃げるためにとんでもないことをするかもしれません。

怖いですよね。

 

 

この、行動に対して プラス と マイナス方向の調整、安定を司るホルモンこそが!

救世主登場セロトニンです。

 

 

セロトニンがあることによって、落ち着き、精神安定が保たれます。

 

 

 

 

セロトニンと勉強

 

まず単純に、落ち着き、精神安定がもたらされないとしたならば

勉強って

できると思いますか?

はい。絶対に出来ません。

 

 

勉強は落ち着いて、静なる精神統一、集中力を発揮しなければなりません。

 

 


 

 

〇世にも奇妙な物語

 

 

①そわそわ。そわそわ。ちょっとした鳥のさえずりさえ気に障り外で鳴くうぐいすを追いかけて撃ってしまえとばかりにモデルガンを乱射している人 を見かけたら勉強が出来る気がしますか?(笑) 

 

はい、できません。自分の世界に、机の前に置かれる世界に没頭してください(笑)

 

 

 

②ある小学生が昨日、給食を残して先生に怒られました。

次の日もぶるぶる震え足をもつれてなんとか登校、友達とも口を聞けない状態。あわわわ、怖いよ給食なんてもう食べたくない。どうすれば?どうすれば先生が許してくれるの?もう僕の人生、世の中終わりだよ~~

 

そんな小学生が居たら?勉強できそうですか?

 

はい、出来ません。気にしすぎ、気分を切り替えられない、忘れられないのならば勉強どころではありません。

 

 

 

むしろ叱っても3秒で立ち直る?のが小学生、そんなに真剣に考えてくれる小学生がもし居たら「しっかりと話を聞いて受け止められる子なのか?」といい方向に見えてしまいそうです。

 

ん~仮にもし居たら、個人的には間違いなくご家庭に何か凄い問題があると考えてしまいます。

 

 

 

はい、

安定していないと勉強はできないです。

 

 

 

逆に言えばセロトニンを十二分に発生させれば精神が安定し勉強に適した状態をキープできるとも言えます。

 

 

 

 

 

ではどうすればセロトニンを出せるか

 

 

安心してください。ある行動をすれば自らセロトニンを発生させられます。

 

ひとこと 歩いてください。外に出て。

 

セロトニン発生のキーワードは「栄養」「リズム運動」「日光」です。

 

朝食をしっかり食べて

(セロトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸なのですが広く食物に含まれるため特定のものだけ採るよりもとにかく色々食べましょう。ご飯、味噌汁、おかずといった日本食が一番です。)

 

外で日の光の下、20分以上の散歩がおすすめです。

 

適度な運動と体内時計の調整、紫外線によるビタミンDの生成で肉体強化 も出来てしまいます。

 

リズム運動であれば良いので 貧乏ゆすり、机をシャーペンでトントントン、体操、ダンス、食事の租借をリズミカルに!といったものも効果的ですね。これらで「なんだか落ち着く」が理解できる人もいますよね?

 

 

 

さあどうでしたか?

 

セロトニン、重要に思えましたか?

うん。思えなかった人も多いですよね。

それは 健康な中学生、高校生は勝手にセロトニンを分泌させる日々を送っているからです。

 

しかし冗談、お笑いのネタに見え、「そんなのありえな~いし」と思った方も、

もし自分がサルだったら、もし自分の小学校の時に今日の小学生みたいだったら、となりきってもう一度読んでみてください。とても怖い状態なのです。

 

 

〇実例

 

様々な中高生、受験生を見てきて、実際の例をお話します。

浪人生です。

 

大学受験、浪人、と言えば?

「1年本気で勉強だけできるなんて強い!滅茶苦茶勉強できるようになる!」と思いますか?

 

 

そんな甘い世界ではないのです。

一度も気分が落ち込まず、何の問題もなく、受験勉強が終了した人を見たことがないくらい、

なかなかに過酷な世界なのです。

それは、気分の落ち込みも、考えすぎも、時間の使い方も、一人で背負いがちということから大変すぎるという側面も大きいのですが

もう一つは 家に、塾だけに、こもりがちという理由も存在します。

身体を動かす、気分転換、セロトニンが不足してしまうのです。

 

 

世の中の全浪人生に言いたい。とりあえず朝ごはん食べたら散歩しよう。と

 

 

 

 

最後に

 

 

受験生も、不安でドキドキ1年生も、落ち着きたい、全ての人に。

 

試しに散歩しよう。いいことあるかもよ!


ではまた。

 

 

 

 


 

【勉強に重要なホルモンシリーズ①】ドーパミンと勉強

 

 

 

 

◇真友ゼミ上越高田校◇

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