ゼミブログ
工学部系統で学ぼう!
2020年04月14日
工学部で身につくものは
今回は、生活環境の中にあるすべてのモノや仕組みを作るために必要な技術や知識を学ぶ工学部系統について紹介していきます!
◆理学部系統はこちら
理学部系統で学ぼう!
工学部は大学によってさまざまな学科があります。
日本には工学部がある大学がなんと660以上あり、主に機械系、建築系、化学系などに分けることができます。
機械系学科では、主に機械に関することを学びます。
世の中には、ありとあらゆる機械があり、それらを設計している技術者がいます。こうした機械を一つ作るためには、様々な技術や知識を組み合わせる必要があります。機械工学系が対象とする分野は非常に広いため、各自の得意分野を持ち寄って複雑な機械やシステムを構築します。
建築系学科では、建物を建築すること、またその外や中の環境に関することを学びます。
例えば、建物であれば安全であることはもちろん電気設備、空調設備などの衛生設備等も考える必要があります。建物の建設場所が観光地であれば、その街並みに合わせた外観である必要も出てきます。
こうして安全で安心な社会を創るための様々な対応策を、計画・設計し、実現するための理論や実践方法などを学びます。
化学系学部は、物質そのものについて、またそのエネルギーに注目し、それをモノづくりに生かすことを目的とする学問です。
物質を原子や分子レベルで解析し、新しい物質や素材を作り出したり、その素材を生産するシステムを考えたりもします。
例えば、新しいフィルムが開発されたり、スマホの電池の持ちが良くなったりするのも、化学レベルでの研究によるものです。
一言で工学部と言っても、その研究対象は世の中にあるあらゆるものであり、多岐にわたっています。
なので「将来何になりたいかまだ全くわからない。でも、身近なモノには興味がある!」という人にオススメの学部です!
今後、日本は工学のあらゆる分野で地球環境にやさしいテクノロジーの開発に国を挙げて取り組んでいきます。モノづくりに関わる仕事に就きたいという人は、ぜひ工学部を視野に入れてみて下さいね。