2021年共通テストの問題傾向|仙台駅前教室

2021年01月19日

◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!

 

 

 

2021年、初めての共通テストが終了しました。
未知の問題に対する準備やコロナ禍での厳しい環境の中での受験、本当にお疲れ様でした。
この自己採点結果をもとに国公立への出願が開始されます。
結果が良くも悪くも終ったことを振り返らず、冷静に分析をして二次試験に向けて頭と気持ちを切り替えていきましょう。

 

さて、初めて実施された共通テストですが、どのような問題や傾向だったのかを簡単に振り返りたいと思います。
特に新高3・新高2・新高1の皆さんは、今すぐにでも知っておくべきことですので、ぜひご一読ください。

 

 

 

 

 

共通テスト2021、どんな出題傾向だった?(主要3教科)

 

 

 

◆国語

 

国語は従来のセンター試験とあまり変わらない形式(評論・小説・古典・漢文)でしたが、一部で新傾向の出題がされました。

 

第1問の評論では、最後の問5で「この評論を授業で読んだNさんが、内容を理解するためにノートにまとめた」という場面設定の出題となっています(Nさんがまとめたノートの空欄を埋める問題)
設問自体の文字数が多いので問題文を読むこと自体に時間を取られます。また、評論の本文の内容をよく理解して要約できる力を問われます。

第2問の小説では、最後の問6で「この小説が発表された時に新聞紙面に掲載された批評」を読んで答える問題となっています。

 

第4問の漢文では、問題文がⅠとⅡの二つが用意されており、その二つを題材とした問題が出題されるなどの新傾向が見られました。

 

 

 

 

◆英語

 

リーディング(筆記)では、従来の暗記系設問(発音や文法問題)が排除され、読解問題オンリーとなりました。語数も約1000語増加しているので、問題文や設問などを読むこと自体に時間を多く取られたと思います。

 

本文自体は、メールのやり取り、ファンクラブサイトの情報、HPのQ&A、ニュースの記事など、身近なものが題材として出題されました。また、グラフや図表、数値が多く登場するので、単純に文章を読むだけではなく、必要な情報を見つけ出して整理する能力も問われました。

 

リスニングは、問題の読み上げ回数が第3問以降は1回きりとなりました。
また、リーディングと同様に図表や数値などを駆使して解答をする場面が多いので、集中して聴き取りながら、必要な情報はその都度メモするなど忙しいリスニング試験でした。
配点も100点になったので、リスニングが苦手な生徒にとっては総合得点を落とす大きな要因となります(ただし大学によっては従来通り50点換算してくれるところもアリ)

 

 

 

 

 

◆数学

 

モデル問題や試行調査の通り、数学的問題に対する登場人物二人の会話文や、日常の事柄を題材にした出題が中心となり、問題文を読み取ることに時間を取られてしまったと思います。
ただ、その分計算量が減少傾向でした。単純な計算力ではなく読解力と思考力をダイレクトに問われる傾向です。

 

数学ⅠAの、100m短距離走を題材とした問題では、問題文中で与えられる見知らぬ用語や式を念頭に解答していく必要があります。問題文を理解するだけでも一苦労に感じます。
また、誘導が無い問題もあったため、一から考える思考力を問われる場面も多かったです。

 

 

 

 

 

 

 

共通テストの傾向からわかる、これから力を注ぐべきこと

 

 

理科と社会は割愛させてもらいましたが、いずれの教科・科目でも

 

 

・日常の事柄と習ったことを結び付ける出題
・問題文や設問を読むだけで時間を取られがち
・図表やグラフなどを読み取ったり駆使する力が問われる
・用語や公式の暗記だけでは解けない問題多数
・暗記したことを「どのように使うのか」と思考する必要がある

 

このような特徴を持つ試験でした。

 

 

暗記とテクニックでどうにかしていた時代は完全に終了した印象です。
今までは問題集や参考書などで、ひたすら計算したり用語を暗記したりしていましたが、これからは「長文を読み、覚えた知識をどのように使って答えを出すのかの考える力」(=読解力と思考力)を養っていく必要があります。

 

まずは共通テストのような問題形式に慣れる必要がありますね。
計算問題や用語暗記をベースとして、文章問題に多く取り組みましょう。
「文章を読む」ことに慣れておかなければいけませんので、読書や新聞記事を読むなどして、日ごろから文章を読む習慣を付けたいところです。

 

 

 

今回の共通テストの問題を見て、「こんなのムリー!」と感じてしまった新高3・新高2・新高1の皆さん。
どんなに「ムリ!」と感じても、共通テストを受ける予定の人は 将来的に「このレベルに達しないとダメ」なんですね。

 

何もせずに放っておいても自然に力は付きません。
受験までまだ時間がある皆さんですので、ちょっとでも危機感を持ったのであれば、その気持ちを大事に今すぐできることから始めましょう!

 

 

 

 

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