共通テスト「情報」科目|仙台駅前教室

2021年04月03日

大学受験情報

【共通テスト「情報」のサンプル問題について】◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!

 

 

 

先日、大学入試センターより令和7年度(2025年)実施の共通テストの科目について、お知らせとサンプル問題がリリースされました。

 

◆リリース内容についてはこちら

2025年の共通テスト科目|仙台駅前教室

 

 

ここでは、新しく試験科目として設置予定の『情報』のサンプル問題について触れていきます。
サンプル問題の表紙にもある通り、情報Ⅰの全範囲を網羅していない、試験時間などを考慮していないなど、あくまでも具体的なイメージを共有するためのものとなります。

 

とは言っても、大きくかけ離れた内容でもないので、どんな内容・どんな問題になるかの参考にはなります。
サンプル問題をご覧の上、ぜひご一読ください!

 

 

 

 

 

『情報』はこんな問題が出てくる

 

 

今回公開されたサンプル問題は大問3つで、マーク数は約50でした。

 

大問1は情報関係の知識を問う問題。
大問2はプログラミングの問題(論理的思考を試す問題)。
大問3は統計などのデータ活用に関する問題。

 

というような内容でした。
全体的な問題形式は、共通テストの特徴でもある「実用的な(身近な)題材」をテーマにしたものとなります。

 

 

 

 

◆大問1について

 

問1では、東日本大震災の後にまとめられた報告書「大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方について」の一部を抜粋し、それについて登場人物が会話をしています。その会話文中の空欄を埋めるフレーズを選択肢から選ぶ問題です。
データ通信に関する知識やクラウドサービスについてなど、近年のインターネット環境の基礎知識を問われています。

 

問2では情報データの表現方法の仕方、問3では画像処理の知識について問われています。

 

問4ではIPアドレスについて、会話文中の空欄を埋める問題になっています。
問1と違って、空欄に入るフレーズを選択するわけではなく簡単な計算を行って出た数値をそのままマークする形式です(数学のような問題)
ネットワークアドレスや二進法など、専門的な用語が出てきますが、会話文をしっかり理解すれば、あとは四則演算さえできれば解ける問題です。ただ、その「会話文をしっかり理解」することに一苦労しそうです。

 

 

 

 

 

◆大問2について

 

比例代表選挙において、各政党に配分する議席数を決定するプログラムについての問題です。
話題のプログラミングに関する設問登場です。

 

高校によって扱うプログラミング言語が異なることを想定して、用いる関数を日本語表記にしているようです。

 

問題自体は、プログラミングコードの空欄を埋めるような内容になっています。
プログラミングの知識があれば問題文(会話文)で何を言っているのか、何をしているのかがわかるようになっていますが、プログラミングの知識がなくても、本文をよく読んで論理的思考を用いれば、ある程度は解けるような問題かと思います(公務員試験の論理的な問題に近いものを感じました)。

 

なので、プログラミングの知識を問うというよりは論理的な思考を問われる設問といえます。

 

 

 

 

 

◆大問3について

 

 

サッカー部のマネージャーの研究を題材とした、データ分析に関する設問になっています。
社会人にはお馴染みのデータシート(Excelなど)の数値を用いたりヒストグラムや散布図といった統計に関する知識を用いたりなど、「情報」というよりは数学や統計学に寄った問題ですね。

 

大問1のIPアドレスの問題と同様に、ちょっと計算する場面も出てきます。
四則演算のみですが、小数点以下が細かかったりと、焦ると計算ミスを起こしそうな印象です。

 

また、共通テストの作問傾向である、「計算で出た答えやデータから読み取って結論を出す」といった思考力も問われる設問もあります。

 

 

 

 


 

 

 

以上が今回公開された『情報』のサンプル問題についてです。

 

 

 

実際に問題を解いてみて、「これ高校生に解かせるのは大変だなぁ」と感じました。
計算自体は簡単ですが、

 

 

・本文をよく理解できているか
・与えられた条件を理解できているか

 


など、これは『情報』だけに限ったことではありませんが、とにかく読解力と論理的思考力、情報整理力が重要になってきます。メモをしながら問題を解かないと、途中でかなり混乱します。

 

先述したように、あくまでもサンプルなので、今後どのように作問されていくのか注目です。

 

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