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共通テストってどんな試験?|仙台校
2024年05月10日
【共通テストとは?大学入試基礎知識】◎仙台駅前の塾・真友ゼミ仙台校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
大学受験を考えている方、もしくはこれから考えようと思っている方が一度は目にするであろう「共通テスト」という試験について、ここでは簡単に説明をします!
大学入試の基礎知識として、ぜひ早いうちから概要や仕組みを知っておきましょう!
共通テストとは?
正式名称は「大学入学共通テスト」と言います。
毎年1月中旬の土日の2日間に実施されます。つまり、高校入試の時よりも約2カ月早く入試本番が訪れることになります。
共通テストは、これまで実施されていた「センター試験」の後継にあたるテストとして2021年度入試から実施がスタートしました。その役割はセンター試験の時と変わりません。
その役割とは、原則として国公立大学の一般選抜受験生に課される試験だということです。
基本的に国公立大学の受験では、
①共通テストの点数(1月中旬実施)
②各大学が課す個別学力試験の点数(2月25日~3月中旬実施)
この二つの試験の点数を用いて合否が判定されます。
ですので、国公立大学を考えている方は、まずは共通テストで点数を取れるような勉強が必要になります。
また、多くの私立大学でも共通テストの点数を用いて合否を出す入試制度があります。
さらに、昨今受験者が増加中の推薦や総合型選抜でも、共通テストの受験を課す大学は多いです。
ですので、結局のところ大学受験生のほとんどが受験することになるテストというわけです。
共通テストの内容は?どんなテスト?
続いて共通テストがどんな内容なのかを簡単に説明します。
まず、解答は「マーク方式」になります。
あらかじめ用意された選択肢から答えを選ぶ方式ですね。
そして、気になる問題のレベルや傾向です。
まず、レベル的には教科書の基本的な内容から章末問題、ちょっと応用のきいた問題集レベルとなります(基礎~応用レベル)。
国公立大受験生が全員受けるテスト=受験生の基礎学力を一斉にはかるためのテストなので、あくまでも高校の授業で履修した学習内容を基準に出題されます。
このように書くと「簡単そうだな」と印象を受けるかもしれませんが、現実はそう甘くはない試験です。センター試験までは通用していた「教科書や問題集の暗記中心」の学習では共通テストの攻略は難しくなります。
センター試験までは、教科書や問題集などでよく見る問題形式がほとんどでした。
しかし、共通テストではガラリと様子が変わりました。
一番の特徴は、問題の文章量がかなり増えたことです。
「全科目国語のテストか??」というくらい問題文を読むだけで時間を取られます。
さらにグラフや図表なども活用する問題だったり、教科書で習った基礎知識を「どんなふうに活用するか」を考えさせられるような問題だったりなど、思考力や判断力を強く問われる傾向になりました(あとは読解力と速読力)。
詳しくは省略しますが、「思考力や判断力などを養おう」という国が進める教育改革に沿うように作問されているからです。
もちろんセンター試験までのような問題も出題されますが、根本的に共通テストでは、学校の授業で覚えたこと(単語や文法、公式、歴史背景など)が本当に自分の知識や力に落とし込めているかが大事になります。本質を理解することなく丸暗記だけで点数が取れるのは定期テストまでです。
また、2025年実施回から新学習指導要領に沿って、新しく「情報」が加わるなど科目の再編が行われます。
もしよろしければ共通テストを実施している「大学入試センター」のHPに過去問がありますので、どんな問題が出題されているのかを確認してみてください(大学入試センターHPはこちら)。
ただ、上に書いたようにあくまでも高校で習った学習範囲から飛び出すことはないので、まずは今受けている授業や定期テストの勉強を頑張りましょう!授業やテスト勉強を頑張ることが受験対策の第一歩です!
以上、簡単ですが共通テストがどのような試験なのかをお伝えしました!
大学受験を考えている方は、まずは日々の授業やテストなどの基礎学力向上に取り組みましょう!
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