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模試の判定について|三条校
2024年05月13日
【模試の志望校判定について】◎東三条駅前の塾・真友ゼミ三条校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
真友ゼミ三条校の富樫です!
5月は体育祭、定期テストの時期ですね。
6月以降、高3生の皆さんはいよいよ模試の回数が増えてきます。学校によっては多くて月に2,3回あったりします。
模試を受けて終わりはもったいないですよね。
復習をするのが大事!というのは耳が痛いほど聞いていることと思います。
勉強に活用するのはもちろんですが、皆さんが気にしているのは模試の判定ではないでしょうか。
今回は「模試の判定について」確認しましょう。
模試の志望校判定について
まず、模試の志望校判定では、合格可能性を以下のようにしています。
A判定:80%以上
B判定:60%程度
C判定:50%程度
D判定:30%程度
E判定:20%以下
模試を運営する会社によって多少変わりますが、おおよそこのような感じの合格可能性になっています。
この判定はどのように出しているのでしょうか。
この判定は過去の模試受験者との偏差値を比較して出しています。
去年の模試で偏差値が60以上の人は80%以上合格していたから、今年の模試で偏差値60以上の人はA判定!
去年、偏差値50だった人は50%くらい合格していたからC判定かな。
このようなイメージで決めています。
※上はあくまでイメージです。実際は過去の受験者などの膨大なデータを分析して出しています。
過去の模試の受験者と比較した傾向で判定を出しているため、模試の会社によって大学の基準偏差値や判定がズレるんですね。
そのため、判定を信頼しすぎていると危険です。
(この判定は膨大なデータから出されているので、全く信頼できないという意味ではありません。)
判定は自信にするのはいいですが、あまり信頼しすぎてはいけないものです。
模試の判定を鵜呑みにしてはいけない理由
理由としては
◆去年や過去の模試と今年の受験者が同じではないこと
過去の受験者より今年の受験者が賢ければ、過去に同じ点数を取っている人と比べても偏差値は下がってしまいます。
そうすると必然と判定も悪くなりますよね。
◆実際の大学の出願者の傾向が分からないこと
大学の出願は人によっては本命だったり滑り止めだったりと違います。出願人数も年度によって様々です。
実際に出願が始まらなければ分かりません。
A判定しかとっていなくても、もしかしたら難関校の滑り止めでの出願が多く受からなかったということも考えられますよね。
◆模試の問題と本番の入試問題が違うこと
これが大きな理由ですね。
実際に過去問と比べてみてください。出題形式が違ったり、傾向が違ったりが多いですよね?
偏差値的にはA判定だったとしても模試を信じていて過去問をしていなかった場合、過去問で傾向を掴んで勉強した人に抜かれると思いませんか?
ですが、共通テストプレや大学別模試などは本番と同じ形式なので、比較的信頼して良いです。
ここまで読んでいただけた方は話を聞いて模試の判定をどう受け止めますか?
判定は信頼しすぎてはいけないですが、現段階の自分の評価ではあります。
A・B判定でも油断せずに志望校に向け計画を立て勉強を進めていく
D・E判定でも志望校の傾向に合わせて入試問題に特化して勉強することで逆転合格も狙えます!
A・B判定だからライバルたちよりも勉強がしっかりと進んでいると自信を持つのは良いと思います。
模試は判定のためだけではなく、今の実力の把握、苦手・できない分野を把握し今後の勉強の指針にするツールだという認識で受け止めましょう!
なので、模試後は復習しろとよく聞くのです!
私たち真友ゼミでは、普段からの学習~受験勉強まで力を入れている塾になります。模試の結果から今後の勉強の方針を生徒と相談し調整しています。
この記事を読み気になった方、お悩みの方、ご相談事から受け付けていますので、ぜひお問い合わせください!
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