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国語という科目の重要性【PART.1】|上越高田校
2024年10月01日
【国語の重要性①】全科目に共通する必要なこと
こんにちは!
「赤点・E判定からの逆転合格!」の真友ゼミ上越高田校 坂口です!
一番勉強の仕方がわからない科目、それは現代文ではないでしょうか?
勉強しなくても日本語だからなんとなく出来てしまったりしますね。
しかしいざ現代文の偏差値を上げようと思うと、
「何を勉強するのか?」「いやわざわざ現代文を勉強したくないよ」となりがちです。
しかしながら本質的に全ての教科の土台であることが時に他の科目で大きく成績に影響を与えます。
それでは国語(現代文)について考えていきましょう。
〇全科目に共通する必要なこと
日本語なんて読めるに決まってるよ!と、誰もが思います。
しかしそうとも言えないのが事実。
確かに日本人ですから全員が日本語を使っていて読んでいますがその読んでいるレベルは千差万別なのです。
◇手始めに有名人の名言から見てみましょう
・真剣だからこそ、ぶつかる壁がある(松岡修造/元プロテニスプレイヤー)
「真剣だからこそ、ぶつかる壁がある。」 松岡修造さんは日本人で初の世界的プレーヤーとなったテニスプレイヤーですがTVにも昔よく出ていてその熱血ぶりは誰もが知るところでした。
まさに真剣じゃない時間があるのだろうか?と思うほどの熱血でしたが(松岡修造テニススクールに子供のころに居たのが錦織圭選手です)、この言葉、誰もが等しく読むでしょうか?
意味は誰もがわかりますが、
何か一つの事に挑み、苦心し、それでも努力し続けた経験のある人には 実感としてこの言葉が響くと思います。逆に、何もとことんまで頑張ったことのない人には、「真剣」と「壁」という言葉が実感として響かないでしょう。
言い方を少し変え「真剣」「壁」という言葉がしっかり理解できている人は
この一文から何か教訓を教わったり、だから頑張り続けようなど「こうしよう」という指針を得るかもしれません。
そして「真剣」「壁」が、ただの言葉、漢字にすぎない人にとってはこの言葉は「ただ読んでいるだけで意味を持たない」ことになります。
ここで「真剣」と「壁」について深く問われたとしたら両者には大きく返答に違いが出てきます。
◇国語以外の科目を見てみましょう
全ての科目の、問題文。
これは何語で書かれていますか?
そう、日本語です。(英問英答の試験はあったりはしますが同じ力が必要)
問題文が読めなければ「何を聞かれているのか」「何を答えればよいのか」が分かりません。
問題文だけではありません、教科書、参考書は何語で解説していますか?そう。日本語です。
読めているつもりで読めていない。極端なことを言えばこれが苦手科目を作る元なのです。
理数系科目だとしてもこの読む力が必要です。
いや、実は物理や数学といった最も理系科目っぽい科目が一番国語力が必要なのです。次回お話しますが物理や数学というのは、基本論理学です。
論理学である以上、その説明、解説、問題文には思考するための、解答するための必要なことが、「必要なことだけが」書かれています。
「ひとつでも読み飛ばしたら、読んでいるつもりになったら確実に解けないのです。勉強できないのです。」
日本語くらい、問題文くらい読めてるよ!
と、思いますよね?
いや、そんなことはないですよ。
という話をシリーズ中でお伝えもします!
たかが日本語、そうですよね。
しかし!どうでもよくないことです!
とても重要なことなのです、学校で学ぶ如何なることよりというくらい!
PART.2もお読みください!
ではでは。
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