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国語という科目の重要性【PART.2】|上越高田校
2024年10月14日
【国語の重要性②】国語は何学?
こんにちは!
「赤点・E判定からの逆転合格!」の真友ゼミ上越高田校 坂口です!
今回も国語について考えていきましょう。
(前回:国語という科目の重要性【PART.1】)
〇国語は何学?
国語は学問的には何でしょうか?
学問? 言語でしょ!!
はい、聞こえてきますね。
しかし実は国語は論理学だと思います。数学なんかと同じです。
なぜかというと。
まず英語を考えてみましょう。
英語も同じ「言語」だからです
英語は皆さんご存じの通り、英文法というものがありますよね。
誰が、何する、というような基本の英語の型から、助動詞や前置詞、冠詞にまで使い方、ルールが存在します(中学校からたくさん習ってきましたよね。現在進行形、受け身、現在完了なども)。
英語は英文法がわからなかったら分かりませんよね?
では日本語について
私たちは日本語の「文法」を意識しなくとも日常使っているため読めて、書けて、聞けて、話せてしまいます。しかし実は日本語の文法というのは、世界一難解と言っても過言ではないのです。
助詞だけでも格助詞、接続助詞、副助詞、終助詞と分かれ、助詞と助動詞の的確な使い方、活用を理解することは外国人にとってはすさまじく難解です。
普段勉強している古文文法など現代文に比べたら簡単なことを勉強していると言えるでしょう。
世界的事実として、
英語に比べたら遥かに難しい言語、それが日本語です。
〇本当に読めているか
PART.1で出てきたような「真剣」と「壁」のようにまず「日本語の単語」を本当にわかっている必要があります。漢字の勉強をしただけのような単語知識ではなく深くその言葉の持つイメージ、奥深さまで知らねば読めないこともあるでしょう。
よく現代文の授業では「対比」を掴み「具体」と「抽象」を読むと言われますが
「対比」「具体」「抽象」、を掴めるかどうかの前に、「語彙」と「文法・用法」が掴めていて初めてそれらを掴めることとなります。
そして今回お話した「日本語は論理学である」ということ。何がどうなって、どういう実例や反例があって、どういう結果があるから、筆者はこう言いたい。単語、文法あって更に読むもの。それが国語です。
一語、一文が何を言っているかを把握し全体構成としてどこで「具体」を述べどこで「抽象」を述べている。具体例の中での筆者の主張と標準化、比喩、等抽象化したものの中の主張を読み取る。小説に至っては心情を読み取る必要性もあります。
では全員が読めているつもりだけど実は違うということを
次のPART.3でもう少し具体例を見てみましょう。
ではでは。
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