モル濃度マスターへの道!①|長岡駅前教室

2020年07月01日

~化学の勉強方法(モル濃度)~

 

 

化学の勉強方法を真友ゼミ三条校・長岡校の講師が解説!

 

 

前回、「物質量(mol)は質量(g)を物質量(mol)に変換するだけ!」という話をしました。

 

物質量は難しくない!|長岡駅前教室

 

 

今回は物質量を踏まえてよく出てくるモル濃度の計算について紹介します。

 

 

まずモル濃度とは、「溶液1 Lあたりどれだけの溶質(mol)が含まれているのか」を示したものです。
例えば、2.0 Lの溶液に1 molの溶質が溶けている溶液のモル濃度は?

 

モル濃度は1.0 Lあたりで考えるので、こちら溶液の体積を半分にすると1.0 L、溶質の物質量も半分になるので0.5 mol、したがって0.5 mol/Lと計算できます。

 

したがって、モル濃度の公式は、溶質の物質量[mol] / 溶液の体積[L]となります。

 

 

 

以下の問題で実際に練習してみましょう。

 

 

 

【1】 NaOH = 40 g/molのとき、0gを水に溶かして全体で2.0Lとしたときのモル濃度を求めよ。

 

 

<解説>
モル濃度の公式は、溶質の物質量[mol] / 溶液の体積[L]ですが、物質量が分かりません。
そこで物質量を求めてみましょう。

 

1molは40 gであるとき、2.0 gでは何molでしょうか?
2.0gのときの物質量をX molとおくと、1 mol : 40 g = X mol : 2.0 gと立式することができますので、溶質の物質量はX mol = 2.0 g/40 g/mol = 0.5 molとなります。

 

こちらの物質量0.5 molを溶液の体積2.0 Lで割ればよいので、0.5 mol/2.0 L = 0.25 mol/Lが答えになります。

 

 

 

【2】 HCl = 36 g/molのとき8 gの塩化水素(HCl)を水に溶かして全体で200 mLにしたときのモル濃度求めよ。

 

 

<解説>
こちらも物質量が分かりません。まず物質量を求めて、そのあとに溶液の体積で割りましょう。

1molは36 gであるとき、10.8 gでは何molでしょうか?
10.8 gのときの物質量をX molとおくと、1 mol : 36 g = X mol : 10.8 gと立式することができるので、溶質の物質量はX mol = 10.8 g/36 g/mol = 0.3 molとなります。

 

こちらの物質量0.5 molを溶液の体積200mL=0.2 Lで割ればよいので、0.3 mol/0.2 L = 1.5 mol/Lが答えになります。

 

 

 

 

 

モル濃度はシンプルに溶質の物質量[mol] / 溶液の体積[L]なのです。
物質量が分からなければ、物質量に変換してから溶液の体積[L]割るだけです!

 

 

次回は、モル濃度の問題の中でも密度が与えられて「モル濃度からパーセント質量へ変換せよ」という問題について解説していきます。こちらは苦手とする生徒が大変多いので、ぜひできるようになりましょう!

 

 

 

◆次回

モル濃度マスターへの道!②|長岡駅前教室

 

 

 

◆新潟、三条、六日町、長岡、上越高田、仙台で高校受験・大学受験の塾をお探しの方は真友ゼミにご相談を!

 

 

 

メルマガ登録

メルマガ登録

閉じる