第17回:私大英語入試の攻略法|新潟駅前教室

2020年07月10日

~大学入試の英語勉強方法~

 

 

ベテラン講師の中山(真友ゼミ新潟駅前本校)が教える入試英語の勉強方法

 

第17回:私立大英語入試問題の攻略法

 

前回に引き続き、個別指導塾 ゼミ新潟駅前本校のベテラン講師の中山が大学入試の英語問題を徹底解説し、一番速くて正確な解き方を説明します!

 

◆前回

第16回:センター最速・正確な解法④|新潟駅前教室

 

 

 

1月はセンター試験(共通テスト)、その後の2月は私立大入試が本格化する時期となります。
今回から数回にわたって、私立大の英語入試問題を解くコツを皆さんに伝授したいと思います。

 

私立大の英語問題がセンター試験や国公立二次試験ともっとも違っている点は長文のあちこちに空欄がある「空所補充」問題形式でしょう。この形式自体は国公立二次試験でも出題する大学はありますが主流ではありません。対して私立大では空所補充の問題はほとんど必ずといっていいほど出題されます。じゅうぶんな対策が必要です。

 

実際の入試問題をサンプルに空所補充問題の解法のコツを説明していきます。

 

 

 

 

関西学院大学(2016年度)

 

The debate over how technology influences jobs is as old as the industrial era itself. In the second decade of the nineteenth century, a group of English textile workers protested the introduction of spinning frames and power looms, machines of the early Industrial Revolution that threatened to leave them without jobs. Since then, each new burst of technological progress has brought another wave of concern about a possible mass (  1  ) of human labor.

 

 

 

設問:本文中の空所( 1 )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下記(a~d)の中から1つ選びなさい。

 

  1. production b. invitation c. assessment d. displacement

 

 

 

 

 

考え方の基本は「文と文の間に逆接表現が入っていなければ、二つの文は同主旨の内容になっていなければならない」という原則を使うことです。

 

①In the second…that threatened to leave them without jobs. ②Since then…another wave of concern about a possible mass (  1  ) of human labor.

 

 

①の文と②の文の間に逆接表現はありません。
①と②は同主旨の文になっているはずなので、内容上の対応が必ずあります。
空所のある文②の前文①を見てください。赤字にした①のjobsは②の中のhuman laborに対応していること、①のthreatened to…(…する恐れがある)と②のconcern about…(…の不安)が内容的に対応していることが分かりますね。

 

 

とすると当然にも、①threatened to leave them without jobs.と ②concern about a possible mass (  1  ) of human labor.は同主旨の内容になるはずです。①「彼らを失業状態にしてしまう恐れがある」と同じような意味になるように②「人間の労働力の大量の( 1 )が起きるかもしれない心配」の空所を埋めればいいわけです。選択肢の単語の意味はそれぞれa. production(生産)b. invitation(勧誘)c. assessment(査定)d. displacement(解雇)ですので、正解はdのdisplacementだということになります。

 

 

ただdisplacementに「解雇」の意味があることを知っている人は少ないかもしれませんね。そもそもdisplacementって何だ?という人も多いでしょう。もとの動詞はdisplaceでreplace(…にとって代わる)と同義の単語です。それが分かれば「人間の労働力に(機械が)取って代わる」という意味で理解しても正解にたどり着けるでしょう。
しかしそれも厳しいかな?その場合は消去法を使います。人間の労働力の「消滅」のような意味が来るはずだと分かるなら空所にはマイナス表現が入るはずです。選択肢の中からマイナス表現を探せとなれば仮に他の選択肢の意味も分からなくてもdのdisplacementにたどり着けるのではないかと思います。マイナスかプラスかという基準は選択肢の判断の際に非常に重要です。

 

 

 

◆第18回

第18回:私大英語入試の攻略法②|新潟駅前教室

 

 

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