第19回:国公立二次試験の攻略法|新潟駅前教室

2020年07月23日

~大学入試の英語勉強方法~

 

 

ベテラン講師の中山(真友ゼミ新潟駅前本校)が教える入試英語の勉強方法

 

第19回:国公立大二次試験英語問題の攻略法

 

前回に引き続き、個別指導塾 ゼミ新潟駅前本校のベテラン講師の中山が大学入試の英語問題を徹底解説し、一番速くて正確な解き方を説明します!

 

今回は月末の国公立大二次試験に向けて準備を進めている受験生の皆さんのために二次試験英語問題の解法のコツをお伝えします。

 

◆前回

第18回:私大英語入試の攻略法②|新潟駅前教室

 

 

二次試験の英語問題はほとんどの大学で記述解答形式です。
正解がどこかにある選択肢形式と違い、答えが分からなければ即アウトという意味ではきわめてシビアな試験です。

 

しかしながら、記述形式であるがゆえに脱出路もまたあるというのも事実でして、選択肢形式とは違って正解(合格可能なレベルの答案)はひとつではなくて幅があります。お伝えするコツもその点を突いたやり方になります。

 

 

 

二次試験は加点式ではなく「減点方式」が一般的だと言われています(真相は不明ですが)。
つまり、ミスさえなければどんな解答であろうが満点だということです。ですので、減点をできる限りなくすことが二次試験の答案作成の第一の戦略ということになります。

 

 

 

二次英語問題の最重要の出題形式は、ひとつは「下線部和訳」、もうひとつは「英作文」です。まず下線部和訳問題から説明しましょう。実際の入試問題を素材に具体的に説明していきます。

 

 

 

 

◆岩手大学(2013年度・前期日程)

 

下線部を日本語に訳せ。

 

In general, the more serious the error, the longer and more detailed the apology should be. For example, bumping into a stranger unintentionally while on a crowded train is considered a harmless mistake, requiring just a brief and informal “Sorry” as a response. On the other hand, accidentally breaking your neighbor’s new car window or spilling juice all over your boss’s suit would both require more elaborate apologies.

 

 

 

下線部中の赤字部分は意味が分からない可能性があると思われる単語です。
どうでしょう?他にも分からない単語があるという人もいるかもしれませんが、正直この赤字の単語以外は基本単語もしくは基本単語から推測可能な単語だと思います。赤字以外の下線部中の単語の中に未知の単語があるひとは二次試験本番までにひたすら単語帳を覚えましょう。

 

まずは直訳作りをしてみましょう。分からない単語は英語のまま日本語の中に組み込みます。まず訳の前提として文構造を正しく分析できていなくてはいけませんね。下線部の文構造は以下のようになります。

 

 

(For example), S[bumping into a stranger (unintentionally) /while Ving(being) on a crowded train] is Vppconsidered C[a harmless mistake], /Vingrequiring O[(just) a brief and informal “Sorry”] (as a response).

 

 

カギはbumpingからtrainまでが受動態(S is Vpp)の主語になっていることを見抜けるかですね。
そのためにはwhile on a crowded trainがwhile being on a crowded trainのbeingが省略された分詞構文で、元の形はwhile we are on a crowded trainだということが見抜けることが前提となります。大丈夫でしたか?

 

 

さて、では上記の分析に従って直訳を作ってみましょう。
赤字の単語は英語のままで訳に組み込むと、「例えば、混雑した電車に乗っている間にunintentionallyに赤の他人にbumping intoすることは無害な失敗だと考えられていて、返す言葉として単なる短くてinformalな『ごめんなさい』しか必要としません。」となります。(requiringは分詞構文、justはonlyの意味。大丈夫でしたか?)

 

 

もちろんこの訳のまま提出することはできません!単に赤字部分が減点されるだけですし、日本語になっていないので下手をすると零点にされる可能性もあります。
ここからが本題ですね。ちなみに、ここに至るまでに構造レベルで分析ミスをしてしまうと、訳文の意味がそもそも正解の訳から大きく離れてしまう可能性が高いため、いくら全文訳せても答案としては絶望的です。構造分析自体は基本的な文法ルールにきっちり従うだけのことです。ミスしないよう注意してください。

 

 

 

◆第20回

第20回:国公立二次試験の攻略法②|新潟駅前教室

 

 

 

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