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受験勉強はバランスが大事!|仙台校
2023年02月24日
【成績を上げるための勉強方法】◎仙台駅前の塾・真友ゼミ仙台校スタッフによる高校受験・大学受験勉強方法・進路受験情報ブログ!
このコラムは、真友ゼミ仙台校のスタッフが「昔、中高生だった頃の自分に伝えたいこと」を、今まさに中学生・高校生の皆さんにお伝えしていくモノです。『後悔先に立たず』、進路や勉強の悩みを解決する糸口の一つとして、ちょっと長い時もありますが、ぜひ読んでくださいね! |
新潟・仙台、もしくは全国の中学生・高校生の皆さん、日頃より学校や塾での勉強お疲れ様です!
さて、今回は「頑張っているけど成績がなかなか上がらない」と悩む方へのお話です。
以前のコラムでは、「勉強の基本は能動的学習(自主学習)だよ」というお話をしました。
成績を上げるために!勉強の基本は○○|仙台校
ようするに、結局は自分一人で机に向かって手や頭を動かす時間が大事だということですね。
ただ、中には「勉強時間は取れているのになかなか伸びない」という中高生もいます。
そんな場合は、いくつか原因が考えられます。
机に向かっているのになかなか成績が伸びない原因
①実質的な勉強時間が足りない
中高生に勉強時間についてヒアリングすると判明するよくあるケースです。
机に向かう時間は長いけど、勉強の途中途中でスマホを眺めたりボーっとしたりと、「実際の勉強時間がそこまで多くなかった」という状態です。
これに関しては勉強場所を変えたり、スマホを勉強中だけ別の部屋に置いておいたりなどで対策しましょう。
②受身的学習が足りない
①のケースはさておき、しっかり勉強しているのに伸びないケースもあります。
その場合、受身的学習が足りていないことが多いです。
特に「定期テストは大丈夫だけど模試で点数が取れない」という中学生・高校生です。
以前のコラムでもご紹介しましたが、受身的学習は以下のようなものです。
◆受身的学習
・集団授業
・個別指導
・家庭教師
・映像講座 など
つまり、人から教えてもらう学習方法(=理解学習)です。
ただ単純に自主学習を多くするだけではダメです。
まず理解学習をしっかりこなし、完全に理解できて初めて自主学習の成果が見えてきます。
「暗記学習だけではダメ」とも言い換えることができます。
もちろん単語や文法、用語などは暗記学習です。
しかし、「解き方(考え方)」まで問題集や教科書の丸暗記では、定期テストレベルなら良くても模試や入試本番には太刀打ちできません。
定期テストはあらかじめ試験範囲が決まっていますし、授業で習ったことや教科書に書いてあることを問われるだけです。なので、習ったことをそのまま暗記すれば点数は取れます。
一方で、模試や入試本番で出される問題はほとんど初見です。
その上、解き方を本当に理解していないと解けない問題ばかりです。
九九で例えるとわかりやすいです。
小学校では九九を暗記させられますよね。
2×3=6 は 「にさんがろく」と覚えます。「2×3の答えは6なんだ」と覚えます。
この時、2×3=6を「2が3つ、2+2+2だから6」という風に理解しません。
そうすると、テストで「2×3」が問われると答えられますが、「3×2」や「2×11」と問われると「九九で覚えてないから解けない」となってしまいます。
実際模試や入試本番で点数が取れない中高生はこんな感じです。
答えや教科書通りの解き方を暗記するだけなので、少し数値を変えたり聞き方を変えるだけで解けなくなってしまいます。
模試や入試本番では、「暗記したもの×理解したこと=点数」となります。
特に「共通テスト」ではその力が大いに問われます。
なので、授業で先生が話したことや問題集の解説を読んで、「よくわからないけどとりあえず覚えればいいや」と暗記だけの自主学習に時間を多く割くようになってはダメです。
自主学習を多くしているのに成績が上がらない人は、「なんとなくわかった」から「完全に理解した!」と言えるくらいまで受身的学習で理解学習をしましょう!
受験勉強はバランスよく、
「理解学習」→「自主学習」→「確認テスト・演習」
「間違えたところをもう1回理解学習」→「もう1回自主学習」→「もう1回確認テスト・演習」・・・
この流れの繰り返しで取り組んでみて下さい。
◆授業を受けたり解説を読んでも理解が難しい人は塾で個別指導がベスト!(たまには宣伝)
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