ゼミブログ
勉強の基本は○○|仙台駅前教室
2020年11月24日
◎新潟駅・東三条駅・六日町駅・長岡駅・上越高田駅・仙台駅の塾、真友ゼミのスタッフによる受験・進路ブログ!
このコラムは、真友ゼミ仙台校の佐藤が「昔、中高生だった頃の自分に伝えたいこと」を、今まさに中学生・高校生の皆さんにお伝えしていくモノです。『後悔先に立たず』、進路や勉強の悩みを解決する糸口の一つとして、ちょっと長い時もありますが、ぜひ読んでくださいね! |
新潟や仙台、その他の地域の中高生の皆さん、日頃より塾や学校での勉強お疲れ様です!
さて、今回は「勉強」について基本的なお話をします。
基本的なことなので、正直「そんなことか~」と思われるかもしれませんが、この“基本的なこと”をやらずにテストで点数が取れないと嘆いている生徒が多いので、あながちスルーできないお話でもあります。
個別面談で必ずお話をしている内容を短く簡単にまとめますので、ぜひご一読を!
成績を上げる・テストで点を取るための勉強
ひとこと「勉強」と言っても、そのやり方はたくさんあります。
・集団授業
・個別指導
・家庭教師
・映像講座
・アプリ学習
・宿題
・模試の見直し などなど。
やり方(種類)ですと上記のように色々ありますが、大きく分けるのであれば「受身的学習」と「能動的学習」の2つに分けられます。
この二つはどんなものか。
簡単に言うと、
「受身的学習」・・・誰か(何か)から知識を与えてもらう学習方法
「能動的学習」・・・演習など、自分で問題を解き進める学習方法
こんな感じです。
上の例で振り分けると、
◆受身的学習
・集団授業
・個別指導
・家庭教師
・映像講座
・アプリ学習(授業を見るだけ=映像講座形式)
◆能動的学習
・アプリ学習(一問一答など問題をひたすら解く形式)
・宿題
・模試の見直し
こうなります。
さて、成績を上げる・テストで点を取るためにはどちらの学習が大事でしょうか?
どちらも大事なのですが、成績が良くない中高生の多くは「能動的学習」が欠けていることがほとんどです。
ほとんどの場合、「受身的学習」に時間を割きすぎており、「能動的学習」の時間が圧倒的に少ないのです。
「受身的学習」では、新しい知識や勉強テクニックなどを先生から教わります。これはこれで大事です。
しかし、そうすると自分でも”できたつもり”になりがちです。これが怖いところです。
分かりやすい授業を受けて「理解」できたとしても、実際に自分一人で問題が解けるようになるかは別のお話です。
これは、勉強以外でも同じです。
例えば、プロ野球選手から「ホームランを打つための効果的なスイング」を教えてもらったとします。
「へぇ~、こんな風にして打つんだ~」と、仕組みを理解できたとしても、すぐにホームランが打てるようになるわけではありません。
教わったその時は、「自分でも打てるような気がする」という気持ちになるだけです。
教わったその方法を自分のモノにするために自主練習が必要ですよね。
その他、音楽でも芸術でも何にでも同じことが言えます。
教わったことを自分の力にするためには必ず自主練習が必要です。
成績が上がらない、テストで点数が取れないという人は、まず自分の自主練習(=能動的学習)に取り組む時間が適切かどうかを考えてみてください。
勉強に近道はありません。
結局は自分が机に向かって頭や手を動かすかどうかです。
シンプルですが大変なことです。
教わったことを100%自分の力にするために、ぜひトライしてみましょう!
「自学習の時間は多いはずなのに点数が上がらない・・・」というお悩みはまた別のお話で・・・
追記:その”別のお話”を書きました。
受験勉強はバランスが大事!|仙台駅前教室
◆あわせて読んでほしい記事
受験で成功する人の3つの条件①|仙台駅前教室